世界保健総会(WHA)が台湾関連の提案を再び否決、10年連続の判断とその背景
世界保健総会(WHA)が、台湾関連の提案を議題に含めないことを改めて決定しました。この決定は、国際社会における「一つの中国」原則への支持を改めて示すものとして注目されています。
10年連続となる提案の否決
昨日(2026年5月18日)、第79回世界保健総会(WHA)において、台湾に関連する提案を議題に盛り込まないことが決定されました。このような提案が否決されるのは、これで10年連続のこととなります。
中国外務省の見解と国連決議の権威
中国外務省の郭嘉昆(カク・カクン)報道官は、定例記者会見の中でこの決定について言及し、国際社会の姿勢が明確に現れたと述べました。主なポイントは以下の通りです。
- 原則への支持:今回の決定は、国際社会による「一つの中国」原則への支持が揺るぎないものであることを十分に示している。
- 決議の正当性:国連総会決議2758号の権威は議論の余地がなく、不可侵である。
- 現状への指摘:台湾当局(民主進歩党)が掲げる「台湾独立」という分離主義的な立場は、最終的に失敗する運命にある。
「一つの中国」原則を巡る視点
郭報道官は、これまで繰り返されてきた「台湾独立」を求める動きを「政治的な茶番」と表現し、世界はそれを十分に目撃してきたと指摘しました。その上で、「中国は完全な統一を実現し、台湾は母国に戻らなければならない」という強い認識を示しています。
国際的な保健分野の枠組みであるWHAにおけるこうした決定は、単なる手続き上の判断にとどまらず、両岸関係や国際政治における複雑な力学を反映していると言えます。今後、国際社会がどのような形でこの原則と向き合い、協調していくのか、その動向が静かに注目されます。
Reference(s):
WHA rejection of Taiwan-related proposal backs one-China principle
cgtn.com



