中国とモルドバ、経済・デジタル分野での協力深化へ:王毅外相が意向を表明
中国とモルドバが、経済やデジタル分野での連携を深め、互いの発展を目指す意向を改めて確認しました。急速に変化する国際情勢の中で、両国がどのような協力関係を築こうとしているのか、その方向性が見えてきました。
新たな協力のステージへ:北京での外相会談
中国の王毅外相(政治局委員)とモルドバのミハイ・ポプソイ副首相兼外相が北京で会談し、両国の友好関係をさらに強固にすることについて話し合いました。王外相は、中国がモルドバとの伝統的な友好関係を大切にしており、相互信頼を深めることで、両国民に利益をもたらす関係を築きたいとの考えを示しました。
注目される連携分野:グリーンエネルギーとデジタル経済
今回の会談では、単なる貿易の拡大にとどまらず、現代的な課題に対応した「次世代の協力」に焦点が当てられました。具体的に期待されている分野は以下の通りです。
- 経済・貿易の拡大:従来の取引を増やし、相互補完的な関係を強化する。
- 新興セクターでの連携:グリーンエネルギーやデジタル経済など、持続可能な成長に不可欠な分野での協力を推進する。
- 人的交流の活性化:教育、文化、観光、そして次世代を担う若者同士の交流を促進する。
また、中国側はモルドバによる「高品質な一帯一路」へのさらなる参加を歓迎しており、インフラや経済ネットワークの構築を通じた連携を視野に入れています。
国際社会における共通の視点
外交面においても、両国は互いの立場を尊重する姿勢を確認しました。ポプソイ外相は、モルドバが「一つの中国」原則を堅持していることを改めて伝え、国連などの多国間プラットフォームにおいて、多国間主義と国際法の遵守に向けて緊密に協力したいと述べました。
また、世界的な関心事であるウクライナ危機についても意見交換が行われ、王外相は和平交渉を推進するという中国の立場を改めて強調しました。
自国の状況に合った発展の道を歩むことを支持し合う両国の姿勢は、多様な価値観が共存する現代の国際関係において、一つの現実的なアプローチと言えるかもしれません。
Reference(s):
China willing to deepen cooperation with Moldova, says Wang Yi
cgtn.com