中国の王毅外相、湾岸地域の持続的な停戦を呼びかけ|インドネシアとも協力深化へ
湾岸地域の緊張が続く中、中国が外交的なアプローチを通じて地域の安定化に向けた動きを強めています。
湾岸地域に「包括的で持続的な停戦」を
中国の王毅外相は、国連安全保障理事会の高レベル会合に合わせ、バーレーンのアブドゥラティーフ・ビン・ラシード・アルザヤニ外相と個別に会談しました。この会談の中で、王外相は湾岸地域における包括的かつ持続的な停戦の実現を強く呼びかけました。
王外相は、中国が湾岸諸国の良き友でありパートナーであることを強調し、中東地域が一日も早く平和と静穏を取り戻すことへの切なる願いを表明しています。また、現在の紛争について以下のような見解を示しました。
- そもそも起こるべきではなかった紛争であり、これ以上長引かせる理由はない。
- 最優先事項は、包括的で持続的な停戦を推進することである。
- 国際社会は平和の促進に向けた努力を倍加し、緊張を煽るような行動に反対すべきである。
国際的な調停への支持と連携
中国は、パキスタンなどの国々による調停努力を支持することを明らかにしています。また、安保理が政治的な解決に向けた正しい軌道を維持できるよう、バーレーンや他の安保理理事国と密接に連携し、中東の恒久的な平和に向けて共同で取り組む意向を示しました。
これに対し、アルザヤニ外相は、中東および湾岸地域の停戦と平和に向けた中国の積極的な取り組みに謝意を表し、今後さらに大きな役割を果たすことへの期待を寄せました。
インドネシアとの多角的な協力関係を強化
一方、王外相は同日の会合において、インドネシアのスギオノ外相とも会談を行いました。両者は、高レベルでの交流を活性化させ、多国間での協力を強化することで、二国間関係をさらに発展させていくことで合意しました。
中東の安定という急務な課題へのアプローチと、アジアにおける主要パートナーとの関係深化。中国は多角的な外交を展開することで、国際社会における自らのプレゼンスを静かに、かつ確実に高めようとしていることが伺えます。
Reference(s):
Chinese FM Wang Yi calls for durable ceasefire in Gulf region
cgtn.com



