ラオス大統領が中国の「緑の発展」を視察:環境保護と経済の両立を実現したモデルを学ぶ video poster
ラオスのトングルン・シスリソート大統領が、中国本土の浙江省安吉県を訪問し、環境保護と経済成長を同時に追求する「緑の発展」の具体的な取り組みを視察しました。持続可能な開発への転換がどのように地域経済を活性化させるのか、その実例に注目が集まっています。
「緑の水と青い山」がもたらした村の変貌
シスリソート大統領がまず訪れたのは、環境配慮型開発のシンボル的な存在である Yucun(御村)です。村の入り口には、「緑の水と青い山こそが、かけがえのない財産である」という銘文が刻まれた巨岩が立っており、この理念が村の発展を導いてきました。
かつての Yucun は採石業に依存していましたが、現在はエコツーリズムへの転換に成功しています。視察の中で大統領は、村で最初のアグリツーリズム事業を始めた運営者と対話し、年間の収益が100万元(約2,100万円)を超えるまでに成長した現状に強い関心を示しました。
若い世代を惹きつける地域創生と投資
続いて大統領は、安吉の霊峰国家観光リゾートにあるホームステイ施設群を視察しました。ここでは、政府の支援策や投資誘致の取り組みにより、以下のような成果が上がっています。
- 若手起業家の流入: 100人以上の若い起業家がこの地に集結。
- 経済波及効果: 年間収益は1億元(約21億円)を突破。
- 雇用の創出: 地元の若者や、故郷に戻ってきた大学卒業者に多くの就業機会を提供。
シスリソート大統領は、こうした政策が地域の活性化に直結している点を高く評価しました。
深まる中国・ラオスのパートナーシップ
2026年の今年は、中国とラオスの外交関係樹立65周年にあたり、「中国・ラオス友好年」として位置づけられています。大統領は、今回の浙江省および北京への訪問を通じて、中国の社会主義現代化の成果を直接確認できたと述べました。
両国は「包括的戦略協調パートナーシップ」を深化させており、今回の視察を経て、実務的な協力関係がさらに加速し、両国にとってより具体的な成果がもたらされることが期待されています。
Reference(s):
cgtn.com



