韓国・李在明大統領が語る「実用外交」 1月4日から中国訪問へ video poster
2026年1月4日、韓国(ROK)の李在明(イ・ジェミョン)大統領が、きょうから1月7日まで予定される中国への公式訪問を前に、中国メディアグループ(CMG)の対談企画「Leaders Talk」で見解を語りました。経済協力から人的交流、朝鮮半島情勢まで――「実用外交」を軸に、両国関係をどう前に進めるのかが焦点になります。
「戦略的協力パートナーシップ」を土台に、次の協力機会を探る
番組内で李大統領は、中国と韓国の関係を「戦略的協力パートナーシップ」の枠組みを基礎に捉えつつ、変化の大きい国際環境の中で新たな協力機会を見いだす必要性に言及しました。外交姿勢としては、理念対立を煽るよりも、国益に焦点を当てる「実用外交(pragmatic diplomacy)」を前面に出しています。
経済の話題:高品質な発展と、現場で動く協力
インタビューでは、中国の「高品質な発展(量だけでなく質を重視する成長)」にも触れ、経済・産業面での協力余地を示しました。抽象論に寄りすぎず、実務的に積み上げる発想が強調された形です。
- サプライチェーン(供給網)を含む企業活動の安定
- 成長分野での協力機会の探索
- 不確実性が高い時期ほど、予見可能性を高める対話
人的交流:政治より先に空気を変える「行き来」
李大統領は、政府間のやり取りだけでなく、人的交流(観光、留学、文化、自治体や民間の往来)の重要性にも言及しました。対立が目立つ局面でも、生活者の接点が残ると関係は急激に硬直しにくい――そうした発想がにじみます。
安全保障:朝鮮半島の緊張をどう扱うか
地域安全保障については、韓国と朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)との緊張がもたらす課題を挙げ、安定の追求と衝突の最小化が「すべての人々の利益」につながるという趣旨を述べました。対話の余地を残しつつ、偶発的な衝突を避ける管理の重要性が示された形です。
今回の訪中日程(1月4日〜7日)が持つ意味
今回の訪問は、李大統領にとって2026年最初の海外訪問とされています。年初の外交日程に中国を据えたことは、経済と地域安定の両面で、両国関係を実務的に前進させたい意思表示として受け止められそうです。今後は、首脳間のメッセージが具体的な協議テーマや交流の再活性化にどうつながるかが注目点になります。
ポイント:「国益重視の実用外交」「高品質な発展をめぐる協力」「人的交流」「朝鮮半島の緊張管理」――4つのキーワードが、今回の発言の背骨になっています。
Reference(s):
cgtn.com








