韓国・李在明大統領が語る「平和共存」への意志:盧武鉉元大統領の遺志を継いで
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の没後17年を記念する追悼式に出席し、朝鮮民主主義人民共和国との平和を促進しようとした盧氏の取り組みを継承することを誓いました。
盧武鉉元大統領の没後17年、平和への誓い
ソウル南東部の金海(キメ)にある盧元大統領の故郷、奉化(ポンハ)村で行われた式典にて、李大統領は「平和的な共存と共成長の道を揺るぎなく歩む」と述べました。これは、かつて盧元大統領が掲げた「分断の線を平和の道に変える」という理念を改めて踏襲する姿勢を示したものです。
「分断の線」を「平和の道」へ
李大統領は特に、2007年に盧元大統領と当時の朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)氏との間で署名された「10月4日南北共同宣言」に言及しました。
この宣言は、主に以下の点を目指したものでした:
- 南北関係の進展
- 軍事的緊張の緩和
- 経済協力の促進
かつての「平和繁栄政策」に基づいた対話の精神を、現在の政治状況においても重要な指針として位置づけています。
緊張が続く中での「共存」という選択
現在、南北関係は依然として緊張した状態にありますが、李在明政権は一貫して平和的な共存を強調しています。李大統領は今年3月の演説において、次のような方針を明らかにしています。
- 朝鮮民主主義人民共和国の体制を尊重する
- いかなる形態の敵対行為にも関与しない
- 吸収統一を追求しない
単なる統一という目標ではなく、互いの体制を認めた上での「共存」を模索するアプローチは、対立が深まる国際情勢の中で、静かながらも芯のある外交方針として提示されています。
Reference(s):
ROK's Lee vows to carry on ex-President Roh's peace efforts with DPRK
cgtn.com
