2024-25 CBA最終順位とプレーオフ組み合わせ解説
2024-25シーズンのCBA(中国プロバスケットボールリーグ)第30回レギュラーシーズンが終了し、最終順位とプレーオフの組み合わせが決まりました。広厦の独走首位と、上位争いの大混戦が同時に起きたシーズンです。
広厦が5ゲーム差で首位通過
今季のレギュラーシーズンで最も際立ったのは、広厦の安定感でした。2位の山西に5ゲーム差をつけて首位を確保し、第1シードとしてプレーオフに臨みます。
一方、その背後では激しい順位争いが続きました。北京、遼寧、新疆、山東の4チームがそろって32勝14敗で並び、3位から6位まではタイブレーク(直接対決の成績など)によって決まりました。
7位争いでも接戦があり、広東が青島を直接対決の成績で上回り、わずかな差で7位に入りました。続く8位に青島、9位以下には浙江、上海、北控、そしてプレーオフ初出場となる南京が続き、ポストシーズン進出12チームが出そろいました。
プレーオフの構図:広厦vs遼寧、両勢力の激突はあるか
レギュラーシーズンの結果を受けて、プレーオフのトーナメント表も確定しました。上位4チームは初戦を免れ、第1ラウンドの勝者を待つ立場になります。上位シードは次の4チームです。
- 第1シード:広厦
- 第2シード:山西
- 第3シード:北京
- 第4シード:遼寧(3連覇中のディフェンディングチャンピオン)
それぞれの対戦カードは次のように組まれています。
- 広厦 vs 青島-浙江の勝者
- 遼寧 vs 新疆-南京の勝者(遼寧は3季連続優勝中、南京はポストシーズン初出場)
- 山西 vs 広東-上海の勝者
- 北京 vs 山東-北控の勝者
プレーオフは、レギュラーシーズン終了直後の金曜日に開幕する日程が組まれており、第1ラウンドの4カードはいずれも3戦2勝方式で行われます。
キーワードで読む今季CBA:独走、混戦、そして台頭
1. 独走する広厦の完成度
広厦が2位に5ゲーム差をつけた事実は、シーズンを通じた完成度の高さを物語ります。長いレギュラーシーズンで取りこぼしを最小限に抑えたチームが、第1シードという形で報われた格好です。
一発勝負ではなくシリーズで戦うプレーオフでも、この安定感を維持できるかどうかが、初優勝を狙う上でのポイントになりそうです。
2. 遼寧の「3連覇中の王者」としての重み
一方で、3季連続でリーグを制している遼寧の存在感も健在です。今季はレギュラーシーズンで首位こそ逃したものの、4強の一角として再び頂点をうかがいます。
遼寧は、第1ラウンドで新疆-南京の勝者を迎え撃つ形になります。昨季の準優勝チームである新疆と、プレーオフ初出場の南京という、性格のまったく異なる2チームのどちらと当たるかによって、シリーズの色合いも変わってきそうです。
3. 初出場・南京と、再浮上を狙う中堅勢力
南京のプレーオフ初進出は、今季CBAの象徴的なトピックの一つです。既存の強豪だけでなく、新たなクラブがポストシーズンに顔を出すことで、リーグ全体の競争環境は確実に変化しています。
また、広東や上海、北控、青島、浙江、山東といった中堅〜上位勢も、短期決戦で番狂わせを狙うことになります。特に3戦2勝方式の第1ラウンドでは、1試合のゲームプランやメンタルの揺らぎが、シリーズ全体の行方を左右しかねません。
視点を変えて見る:CBAはどこへ向かうのか
今季のCBAは、「独走する首位」と「熾烈な中位争い」が同時に存在した点が特徴的でした。広厦のような完成度の高いチームと、差の小さい多数の追走グループが共存する構図は、リーグ全体の底上げを示しているとも言えます。
3連覇中の遼寧が王者としての地位を守るのか、それとも広厦や山西、北京、新疆、あるいはプレーオフ初出場の南京といった新たな勢力が歴史を書き換えるのか。プレーオフの一戦一戦が、CBAの次の10年を占う試金石になりそうです。
中国バスケットボールに関心がある日本のファンにとっても、今季のCBAプレーオフは「どのチームが勝つか」だけでなく、「リーグがどの方向へ進んでいくのか」を感じ取る機会になるはずです。
Reference(s):
cgtn.com








