テニス国際ニュース:王欣瑜が世界2位ガウフ撃破、ベルリンOP8強
中国出身の予選勝者、王欣瑜が世界ランキング2位で全仏オープン女王のココ・ガウフをストレートで破り、WTAベルリン・オープン女子シングルス準々決勝に進出しました。国際ニュースとしても注目される大金星です。
世界2位ガウフを6-3、6-3で下す番狂わせ
木曜日に行われたWTAベルリン・オープン女子シングルス3回戦(ベスト16)で、中国の予選勝ち上がりの王欣瑜が、アメリカのココ・ガウフに6-3、6-3で勝利しました。ガウフは世界ランキング2位で、現役の全仏オープン女王でもあり、四大大会で2度優勝しているトップ選手です。そのガウフをストレートで下した試合は、大会屈指の波乱となりました。
2022年のリベンジと対中国勢11連勝ストップ
両者はこれまで、ドイツの首都ベルリンで行われた2022年大会で一度だけ対戦しており、その際はガウフが6-0、6-4で快勝していました。王にとって今回は、その完敗からの雪辱戦でもありました。
さらに、この勝利はガウフの「対中国出身選手に対する11連勝」を止める一戦にもなりました。ガウフは先月のイタリア国際(イタリア・オープン)準決勝で、世界ランキング4位の鄭欽文を破るなど、中国出身選手に対して高い勝率を誇っていましたが、王がその流れに終止符を打った形です。
試合の流れ:要所で見せた粘りと修正力
第1セット:終盤の4ゲーム連取で主導権
試合の立ち上がり、王はガウフの最初のサービスゲームでいきなりブレークポイントをつかみましたが、このチャンスは生かせず、ガウフにキープを許しました。その後も互いにサービスゲームをキープし、王は2-3とリードを許す展開になります。
それでも王はここから集中力を高め、一気に4ゲームを連取。鋭いリターンと安定したストロークで主導権を握り、6-3で第1セットを奪いました。
第2セット:1-3からの5ゲーム連取で締めくくり
第2セットも、決して楽な展開ではありませんでした。第3ゲームで王が先にブレークされ、第4ゲームをガウフがキープして1-3とリードを広げられます。
それでも王は崩れず、ラリー戦で粘り強さを発揮しながら、徐々に流れを取り戻します。ここから王が5ゲームを連取して6-3とし、そのままストレートで試合を締めくくりました。要所でミスを抑え、チャンスを逃さなかったことが勝敗を分けたといえます。
「タフな試合だった」王欣瑜が語る勝利の手応え
試合後、王は「タフな試合でした。苦しい場面がたくさんありましたが、そのたびに踏ん張ることができてうれしいです」と振り返りました。
準々決勝では、スペインのポーラ・バドサとの対戦が控えています。王は「彼女は今、とても良いテニスをしています。自分としては、この大会でもう一試合プレーするチャンスを得られたことが本当にうれしいです。特に、会場には多くの中国のファンがいて、彼らの前で戦えるのは特別なことです」と語り、次戦への意欲と、海外で送られる声援への感謝を示しました。
中国女子テニスにとっての意味
今回の勝利は、王個人のキャリアにとって大きな一歩であると同時に、中国女子テニス全体にとっても象徴的な出来事だといえます。予選から勝ち上がった選手が、四大大会優勝経験を持つ世界2位を破ったことで、中国出身選手の層の厚さと可能性があらためて示されました。
また、ガウフの対中国出身選手への11連勝が止まったことで、トップ選手に対しても十分に勝機があるという手応えを、多くの選手やファンが共有したはずです。ベルリンで生まれたこの番狂わせが、今後のツアーで中国女子テニスの存在感を一段と高めるきっかけとなるのか、注目が集まります。
日本語で国際ニュースやスポーツニュースを追う読者にとっても、この試合は女子テニスの勢力図や、アジア勢の台頭を考えるうえで興味深い一戦となりました。
Reference(s):
Wang Xinyu stuns French Open champion Coco Gauff at Berlin Open
cgtn.com








