女子アジアホッケー、中国が日本に2-0勝利 アジアカップSuper4開幕戦
杭州で開催中の女子アジアホッケーカップSuper4sラウンド初戦で、中国代表が日本代表に2-0で勝利し、今大会の無敗をキープしました。アジアの頂点を争う戦いの行方を左右する一戦となりました。
杭州でのSuper4s開幕戦、中国が主導権を掌握
試合は水曜日、杭州で行われたSuper4s開幕カードでした。立ち上がりから主導権を握ったのは開催国の中国代表で、日本代表は守備に回る時間が続きました。
第1クォーター13分、中国はリウ・チェンチェン選手がサークル内に正確なパスを送り、これを受けたゾウ・メイロン選手が落ち着いて押し込んで先制しました。この得点はゾウ選手にとって今大会8点目となり、チームに大きな安心感をもたらしました。
中国はその後もボールポゼッションで優位に立ち、攻撃の圧力を緩めません。ペナルティーコーナー(短時間だけ守備側の人数と位置が固定されるセットプレー)の5回目の機会でついに追加点を奪います。ザン・イン選手の巧みなパスからリウ選手が決め、リードを2点に広げました。
日本代表も粘りを見せ、第4クォーター終盤には立て続けに3本のショートコーナーを獲得しましたが、決定的な一打を打ち込むことはできませんでした。試合はそのまま中国代表が2-0で勝利し、女子アジアホッケーカップにおける連勝を伸ばしています。
新方式の「Super4s」とは何か
今大会の女子アジアホッケーカップでは、従来の準決勝・決勝というノックアウト方式ではなく、「Super4s」と呼ばれる2次リーグ方式が採用されています。国際ホッケーの大会でも比較的新しいこの形式では、一戦ごとの重みが一段と増します。
- 一次リーグの各組上位2チームがSuper4sへ進出
- Super4sでは4チームが1回総当たりで対戦
- Super4sの上位2チームが決勝に進出
ノックアウト方式と違い、1試合の敗戦で即脱落とはなりませんが、その分、取りこぼしが決勝進出に直結します。開幕戦で勝ち点3を手にした中国代表は、決勝行きに向けて一歩リードした形です。
日本代表の収穫と課題 鍵はセットプレー
スコアだけを見ると0-2の完封負けですが、日本代表にもポジティブな要素はありました。試合終盤には攻勢に転じてショートコーナーを連続で獲得し、中国ゴールに迫る場面を何度か作りました。
一方で、そのチャンスを決め切れなかったことは課題として残ります。ペナルティーコーナーやショートコーナーは、国際ホッケーで最も得点に直結しやすい場面のひとつです。この決定力を高められるかどうかが、Super4s残り試合で巻き返すためのポイントになりそうです。
守備面では、相手の攻撃を受ける時間が長い中でも大崩れせず、2失点にとどめたことは評価できます。特にカウンター(速攻)への対応や、ゴール前での体を張った守備には、一定の手応えも見えました。
今後のSuper4s 中国対インド、日本対韓国が焦点
Super4sラウンドでは、今後、中国代表はインド代表と、日本代表は韓国代表と対戦するカードが組まれています。4チーム中上位2チームしか決勝に進めないだけに、どの試合も勝ち点争いの意味合いが非常に大きくなります。
日本代表が決勝進出を狙ううえで重要になるポイントを、簡潔に整理すると次のようになります。
- 立ち上がりの時間帯に失点せず、試合の流れをつかむこと
- ペナルティーコーナーなどセットプレーの成功率を上げること
- 守備の集中力を維持しつつ、シュート本数を増やすこと
開催国の中国が好スタートを切った一方で、日本代表にとっては厳しい船出となりました。ただ、リーグ形式のSuper4sでは、一試合での敗戦がすべてを決めるわけではありません。残りの試合で内容と結果をどう積み上げていくかが、アジアのトップレベルに踏みとどまる鍵になっていきます。
きょうのまとめ
- 女子アジアホッケーカップSuper4s開幕戦で、中国代表が日本代表に2-0で勝利
- 新方式のSuper4sは4チーム総当たりで、上位2チームが決勝へ
- 日本代表はセットプレーの決定力が課題だが、残り試合で巻き返しの余地あり
Reference(s):
China defeat Japan 2-0 in Super 4s opener at Women's Asia Hockey Cup
cgtn.com








