蘇翊鳴が男子スロープスタイル決勝へ ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子スロープスタイルで、中国の蘇翊鳴(スー・イーミン)選手が決勝進出を決めました。悪天候予報で予選日程が前倒しされるなど不確実さが高まる中、2本の滑走で着実にスコアをまとめたのが光りました。
予選は「2本中ベスト1本」方式、蘇翊鳴は8位で通過
予選は2本滑って高い方の得点が採用される形式です。蘇選手は1本目で70.83点をマークし、2本目は72.78点まで伸ばして総合8位。決勝枠12人の一角をつかみました。
荒れた空模様が競技運営にも影響
現地では悪天候の予報を受け、予選ラウンドが前倒しで実施されました。スロープスタイルは風や視界の変化がジャンプやレール(アイテム)攻略の難度に直結しやすく、短い時間でリズムを整える対応力が問われます。今回の予選は、そうした「読みづらさ」が強い一日だったといえます。
予選上位はメンジーズ、クレベランド、マクモリス
予選トップはニュージーランドのデーン・メンジーズ選手で86.06点。続いてノルウェーのマーカス・クレベランド選手が81.86点、カナダのマーク・マクモリス選手が81.81点で続きました。決勝はハイレベルな得点争いになりそうです。
決勝は今週水曜日、22歳の誕生日と重なる見込み
日程どおり進めば、男子スロープスタイル決勝は今週水曜日(2月18日)に行われ、蘇選手の22歳の誕生日と重なる見込みです。蘇選手は今大会のビッグエアで銅メダルを獲得しており、北京2022ではスロープスタイルで銀メダルを獲得した実績もあります。経験値と勢いの両方がそろう舞台で、どんな滑りを見せるか注目が集まります。
中国勢は明暗、負傷を抱えての滑走も
- 葛春雨(グー・チュンユー)選手:ビッグエアで負った肋骨のひびを抱えながら出場し、28位。
- 楊文龍(ヤン・ウェンロン)選手:五輪デビュー戦で最終トライで転倒し、22位。
負傷や転倒が結果を左右する一方で、難しい条件下でも最後まで挑む姿勢が印象に残る予選となりました。
スロープスタイル決勝の見どころは「完成度」と「安全マージン」
スロープスタイルは、ジャンプとレールを組み合わせた一連の滑走で、技の難度だけでなく出来栄え(安定感、着地、流れ)が重要になります。天候の変化が残る場合は、攻めた構成と転倒リスクのバランスが勝負の分かれ目になりそうです。
Reference(s):
Su Yiming reaches men's snowboard slopestyle final at Milano Cortina
cgtn.com








