中国初の国産8G95船用デュアルフューエルエンジン納入、技術的ブレークスルーを達成 video poster
中国本土において、初の国産大型船舶用デュアルフューエルエンジンが完成し、納入されました。この技術的進展は、船舶の環境性能向上に向けた重要な一歩として注目されています。
新たな段階に入った国産エンジン開発
遼寧省大連市で先日、中国初の国産「8G95ME-C10.5-GI-EcoEGR」型液化天然ガス(LNG)デュアルフューエル船用エンジンが納入されました。このエンジンは、同出力クラスにおける国内初の開発成果であり、次世代の大型コンテナ船への搭載が予定されています。
巨大な出力と先進技術
このエンジンは高さ16メートル、重量1,600トンを超える巨大なものです。最大74,725馬力を発生させることができ、現在中国本土で建造されている高圧天然ガスデュアルフューエルエンジンとしては最も強力な性能を有しています。開発チームは、気筒内への高圧天然ガス直接噴射や高圧排気ガス再循環、動的気筒制御といった重要な技術的課題を克服したとされています。
環境対応と今後の展開
LNGを燃料の一つとして使用できるデュアルフューエルエンジンは、従来の重油のみを燃料とするエンジンと比較して、硫黄酸化物や粒子状物質の排出を大幅に削減できると期待されています。今回のエンジンは、24,000TEU級および21,000TEU級の超大型コンテナ船への搭載が計画されており、国際的な海運業界における環境規制への対応に貢献することが見込まれています。
このような技術開発の動きは、船舶の大型化と環境負荷低減という世界的なトレンドの中で、その重要性を増しています。特定の海域での排出規制が強化される中、新たな推進システムへの関心はますます高まっています。
Reference(s):
China delivers first domestically built 8G95 marine dual-fuel engine
cgtn.com




