米国イラン間交渉が頓挫 トランプ氏が「彼らから来い」と表明、中東緊張続く video poster
中東地域の緊張が続く中、米国とイランの間で進められていた和平交渉が、この数日間で事実上停止しました。米国の姿勢変化とイランの反発により、2026年に入ってから継続していた外交的対話の行方が不透明になっています。
トランプ前大統領、イランへの対応を一変
先週末、ドナルド・トランプ前大統領(当時)が、イランとの話し合いのため代表団を送ることをやめると明言しました。トランプ氏はフォックス・ニュースの取材に対し、「(イランが)話したければ、彼らがこちらに来るか、電話をかけてくるべきだ」と述べ、従来のアプローチを転換する考えを示しました。
また、これまで米イラン間の協議の場を提供してきたパキスタンについては「多大な敬意を抱いている」と評価し、今後も同国の関与は続くとしました。
イラン外相、交渉決裂の責任を米国に
これに対し、イランのアッバス・アラグチ外相は、先週月曜日に「ワシントンの過度な要求」がパキスタンでの最近の和平協議の崩壊につながったと述べました。この発言は、イラン国営メディアが報じたものです。アラグチ外相は、ロシアでのウラジーミル・プーチン大統領との予定された会議に出席するため現地に到着した後に、このように語りました。
アラグチ外相は先週日曜日、24時間ほどの間に2度目の訪問としてイスラマバードに滞在し、地域の脆弱な停戦を巡る外交活動が活発化する中、オマーンでの短い立ち寄りから戻ってきていました。
外交活動の活発化と不確実な行方
この一連の動きは、中東地域の安定を図る外交努力が、依然として大きな障壁に直面していることを浮き彫りにしています。パキスタンを介した協議は、両国が直接対話を避ける中での重要な回路として機能してきましたが、その経路が一時的に塞がれた形です。
現在、関係国の間では、新たな接触の機会を模索する動きと、緊張のさらなる高まりを警戒する声が交錯しています。今後の展開は、両陣営の次なる一手と、パキスタンなどの仲介国がどのような役割を果たし得るかにかかっていると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com



