サフォノフがPK4連続セーブ、PSGがFIFAインターコンチネンタル杯制覇
2025年12月17日(現地時間)、カタール・ドーハで行われたFIFAインターコンチネンタルカップ決勝で、パリ・サンジェルマン(PSG)がフラメンゴをPK戦の末に下し、2025年の「6つ目のタイトル」を手にしました。勝敗を分けたのは、GKマトヴェイ・サフォノフの4本連続PKストップでした。
延長で決着つかず、PK戦は「9本で3本成功」の消耗戦
試合は延長戦まで1-1。PK戦に突入すると、両チームのキッカーが次々に阻まれ、重たい空気の中で進みました。
- PK戦の結果:PSG 2-1 フラメンゴ(延長後)
- PK成功:9本中3本のみ
- PSG成功:ヴィティーニャ、ヌーノ・メンデス
- フラメンゴ成功:ニコラス・デ・ラ・クルス
サフォノフはサウル・ニゲス、ペドロ、レオ・ペレイラ、ルイス・アラウホの4人のキックを連続でセーブ。PK戦が終わると、チームメイトに担ぎ上げられる場面もありました。
先制はクヴァラツヘリア、追いついたのはPK
スコアが動いたのは前半38分。クヴィチャ・クヴァラツヘリアがPSGに先制点をもたらします。しかし後半62分、マルキーニョスが与えたPKをジョルジーニョが決め、フラメンゴが同点に追いつきました。
フラメンゴは、近週にコパ・リベルタドーレスとブラジル選手権のタイトルを獲得した勢いで臨んでいました。インターコンチネンタルカップは、1981年の旧形式での優勝に続く「2度目」を狙っていた形です。
“控えGK”のはずが主役に——サフォノフ抜てきの背景
この日の主役となったサフォノフは、本来バックアップの立場でした。PSGでは、夏に加入したGKルーカス・シュヴァリエが11月末に足首を負傷し、そこから出番が巡ってきたとされています。
決勝ではシュヴァリエがベンチ入りできる状態まで戻っていたものの、PSGはサフォノフを先発で起用。結果として、その判断が試合の最後に大きく実りました。
PSGは2025年の“トロフィーラッシュ”を完結
PSGは今季すでに、トロフェ・デ・シャンピオン、リーグ・アン、フランス杯、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップを獲得。今回のインターコンチネンタルカップが、2025年の6冠目となりました。なおUEFAスーパーカップは、8月にトッテナム・ホットスパーを相手にPK戦で決着したとされています。
また、FIFAの年間表彰ガラが12月16日(現地時間)に行われ、ウスマン・デンベレが「2025年の男子最優秀選手」に選ばれたことも話題に。もっとも決勝のPK戦では、デンベレとブラッドリー・バルコラが失敗し、勝負の難しさも浮き彫りになりました。
一瞬で変わる評価——PK戦が映す“サッカーの残酷さと美しさ”
延長まで互角だった試合は、最後に「止める人」が物語を持っていきました。シュート1本、セーブ1回で評価が急転するのがPK戦の特徴です。今回の決勝は、スター選手の肩書きよりも、突然託された役割をやり切る選手の強さが際立った一夜だったと言えそうです。
Reference(s):
Safonov makes four penalty saves to help PSG win Intercontinental Cup
cgtn.com








