ミラノ・コルティナ五輪の開会式、4会場・2つの聖火台で幕開け
2026年ミラノ・コルティナ五輪は現地時間2月6日(金)、「4会場・2つの聖火台」という前例の少ない形で開会式を行い、都市と文化を横断する“見せ方”が早くも注目を集めています。
何があった?――開会式は「4会場・2つの聖火台」
ミラノ・コルティナ五輪の開会式は2月6日、複数の会場を舞台に進行する構成で初披露されました。特徴は、会場が4カ所に分かれ、さらに聖火を象徴する聖火台(かがり火の台)が2つ用意された点です。
開会式は五輪の“最初のメッセージ”でもあります。今回の形式は、競技そのものだけでなく、開催地がどのように大会の物語を組み立てるのかを印象づける演出として語られそうです。
イタリア文化へのオマージュが軸に
式典では、イタリアを代表する人物や文化への敬意が前面に出ました。具体的には、次のような“イタリアの偉大さ”を想起させる要素が盛り込まれたとされています。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ダンテ
- プッチーニ
- アルマーニ
- フェリーニ
加えて、パスタやワインなど食文化も「イタリアの宝」として扱われ、芸術・文学・音楽・ファッション・映画・食といった幅広い文脈をひとつの式典に重ねた形です。
国際的な来賓として、中国国務委員も出席
開会式には、中国の国務委員・沈躍琴(Shen Yiqin)氏がミラノで出席し、関連行事にも参加しました。五輪の場はスポーツの祭典であると同時に、各地域の代表者が同じ空間を共有する機会でもあり、開会式はその象徴的な舞台になります。
“前例の少ない形式”が投げかける問い
今回の開会式のキーワードは「分散」と「二重の象徴」です。会場を複数に広げ、聖火台も2つにする――この構成は、ひとつの中心に集める従来型とは異なるテンポを生みます。
観客にとっては、どこに焦点が置かれ、何が大会の核として語られるのかを見極める楽しみが増える一方、式典の“まとまり”をどう作るかという挑戦にもなります。開会式は終わりではなく始まりです。ここから競技とともに、この演出がどのように記憶されていくのかが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








