マダガスカルのサイクロン被害、死者36人に トアマシナで住宅被害が拡大
マダガスカルで発生した熱帯低気圧(サイクロン)「ゲザニ」による被害が拡大しています。当局は2026年2月12日(木)、死者が36人に増えたと確認しました。住宅被害や避難の規模も大きく、復旧の長期化が懸念されます。
最新の被害状況:死者36人、行方不明6人
国家リスク・災害管理局(BNRGC)によると、これまでに確認された被害は次の通りです。
- 死者:36人
- 行方不明:6人
- 負傷者:少なくとも374人
- 避難・移動を強いられた人:8,800人超
数字が示すのは、人的被害だけでなく、生活基盤そのものが大きく揺らいでいるという現実です。
東部の港湾都市トアマシナを直撃、最大風速は時速250km
ゲザニは2月10日(火)に上陸し、東部の港湾都市トアマシナを最大時速250kmの風で襲いました。BNRGCは、トアマシナと周辺での住宅被害が深刻だとしています。
住宅被害:全壊1万8,000戸、損壊・浸水5万戸
BNRGCによれば、
- 破壊された住宅:18,000戸超
- 損壊または損傷・浸水した住宅:50,000戸
とされ、避難者数(8,800人超)の背後には、家屋の損壊・浸水が広範囲に及んでいる状況がうかがえます。
新指導者が「国際的連帯」を呼びかけ
マダガスカルの新たな指導者であるミカエル・ランドリアニリナ大佐は、サイクロンが「トアマシナと周辺の最大75%を荒廃させた」として、「国際的連帯」を呼びかけました。
被害の全体像がなお動いている中で、行方不明者の捜索、負傷者のケア、住まいの確保など、同時進行で求められる課題が増えています。
これからの焦点:行方不明者と、住まい・暮らしの再建
当局発表では、行方不明者が6人いる一方、負傷者は少なくとも374人、住居の全壊・損壊は合計で大規模です。ニュースの数字は「被害の大きさ」を示しますが、同時に、避難生活の長期化や、地域の暮らしをどう立て直すかという問いも投げかけます。
今後は、被害認定や支援の行き渡り方、そして住宅の再建・修繕がどのペースで進むのかが、生活の回復を左右するポイントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com



