ネタニヤフ氏「まだ終わっていない」 対イラン攻勢継続を示唆、交渉は遠のく
2026年3月10日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イランへの攻勢について「まだ終わっていない」と述べ、作戦が続く可能性を示しました。同日、イランのアッバス・アラグチ外相は米国との協議が「議題にない」と語り、軍事と外交の両面で緊張がほどけにくい局面が鮮明になっています。
ネタニヤフ首相が示した「継続」のサイン
ネタニヤフ首相は首相府の声明によると、イランに対する攻撃がイラン政府の能力を「深刻に弱めた」と述べつつ、「まだ終わっていない」と警告しました。
また、3月9日夜にイスラエルの保健医療関係者と会合した場でも、イランの人々に対し指導部の打倒を促す従来の呼びかけを繰り返し、最終的な変化は「イランの人々次第だ」との趣旨を述べたとされています。
イラン外相「米国との協議は議題にない」
一方、イランのアラグチ外相は3月10日、米PBSの取材で、米国との協議はもはやテヘランの議題にないと発言しました。さらに、必要と判断する限りミサイル作戦を続ける用意があると強調し、早期の対話再開に距離を置く姿勢を示しました。
これは、ドナルド・トランプ米大統領が「非常に近く」衝突が終わると述べたとされる見通しとは異なるトーンで、当面は軍事的な応酬と強硬なメッセージが先行している状況がうかがえます。
2月28日の共同攻撃から広がった「地域紛争」
提供情報によれば、イスラエルと米国は2026年2月28日にイランへの共同攻撃を実施し、これを機に中東全体へ広がる致命的な地域紛争が発生しました。以降、各国の対応や安全保障環境は流動化し、当事者の発言は市場・エネルギー・人道状況にも影響を与えうる材料として注視されています。
ここまでの流れ(要点)
- 2月28日:イスラエルと米国がイランを共同攻撃(提供情報)
- 3月9日夜:ネタニヤフ首相が会合でイランの人々に変化を促す発言(提供情報)
- 3月10日:ネタニヤフ首相「まだ終わっていない」/アラグチ外相「米国との協議は議題にない」(提供情報)
いま何が焦点になるのか:軍事継続と外交停止の同時進行
今回のポイントは、イスラエル側が攻勢の継続を示唆する一方で、イラン側が米国との交渉を棚上げし、軍事作戦の継続意思を明確にした点です。終結の道筋が描きにくいときほど、偶発的なエスカレーション(意図しない拡大)のリスクは上がりやすいとされ、周辺地域の安全保障や航路・エネルギー供給への波及がどこまで抑えられるかが当面の焦点になります。
発言が強硬でも、水面下での接触や第三者の仲介が続く可能性は残ります。ただ、少なくとも現時点では「対話の空気」を作る材料が乏しく、各国の声明や追加措置が次の展開を左右しそうです。
Reference(s):
cgtn.com








