ブルンジ、コンゴ民主共和国難民の自発的帰還プログラムを開始
地域安定化への一歩、過密キャンプと資金不足が背景
ブルンジ政府と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、コンゴ民主共和国(DRC)からブルンジに避難している数千人の難民を対象とした自発的帰還プログラムを開始しました。これは、地域における避難民への恒久的な解決策を模索する取り組みの重要な一歩です。
プログラムの概要と背景
この帰還プログラムは、東部コンゴの治安情勢が依然として不安定である中で行われています。また、人道支援機関は、増大するニーズと限られた資源の間で広がる格差に直面しているという背景もあります。
ブルンジ当局は、誰も強制送還されないことを強調しています。DRCへの帰還を希望する難民は、指定された出発センターで登録し、家族再統合の支援を含む行政手続きを完了するよう呼びかけられています。
深刻化するキャンプの状況と支援不足
2025年末以降に到着した約6万6千人のコンゴ難民が暮らすブスマ難民居住地では、清潔な水、食糧、医薬品、住居、保護サービスなどが深刻に不足していると、UNHCRが今年2月に指摘していました。
2026年にブルンジの難民への救命支援に必要な3500万ドルのうち、2月末時点で調達できていたのはわずか20%でした。国際的な支援が減少する中、過密化するキャンプの現実と、難民の自発的帰還の尊重のバランスを取ることが、このプログラムの目的です。
帰還の対象地域と継続する支援
帰還プログラムの初期段階では、南キブ州のウビラ、ウビラ・バラカ軸、フィジ地区、ンボコ、ルジジ平原などの特定地域が対象となります。帰国に当たっては、学齢期の子どもがいる世帯や特別な配慮を必要とする個人、公務員などに特別な注意が払われます。
一方、ブルンジ当局は、ブルンジに残留することを選択した難民の安全、保護、基本的権利を確保することを改めて約束しました。同時に、受け入れサイトでの人道支援は継続して提供されます。
ブルンジは現在、23万人以上の難民を保護しており、その大多数はDRCからの避難民です。
Reference(s):
cgtn.com




