米海軍長官が更迭、国防総省幹部との対立が背景か
人事異動が突如発表、波紋広げる
2026年4月22日、アメリカ海軍長官を務めていたジョン・フェラン氏が突如解任されました。国防総省高官との間に高まっていた意見の対立が背景にあると複数の当局者が指摘しています。
「艦隊増強」をめぐる確執
解任の公式な理由は公表されていませんが、フェラン氏と、国防長官のピート・ヘグセス氏、ステファン・ファインバーグ国防副長官との間での内部対立が複数の関係者によって伝えられています。
対立の主な焦点は、艦船建造計画と、トランプ前大統領が掲げる新鋭艦艇の配備を目指す「ゴールデン・フリート」構想へのフェラン氏の支持にありました。この構想は、米海軍の戦力を急速に拡大させることを目的としています。
政治的な経歴を持つ長官
軍歴を持たないフェラン氏は、2024年にドナルド・トランプ前大統領によって海軍長官に指名された際、政治的な部外者と見なされていました。今回解任されるまで、トランプ陣営の主要な献金者の一人であり、民間投資会社ラガー・マネジメントLLCの創設者でもあります。
新たな長官は元軍人
フェラン氏の後任には、海軍次官を務め、元軍人でもあるハン・カオ氏が任命されました。軍内部の経験豊富な人物への交代は、前政権下での人事方針からの転換点と見る向きもあります。
この人事異動は、2026年現在進行中の米国防政策、特に海軍戦略の方向性をめぐる議論に新たな一石を投じることになりそうです。関係者間の確執が表舞台に出た形となり、今後の政策調整が注目されます。
Reference(s):
US Navy Secretary fired among growing conflict with Pentagon leaders
cgtn.com



