ドイツ、地中海へ掃海艇派遣を決定 国防相が任務の準備明かす
2026年4月25日(土)、ドイツのボリス・ピストリウス国防相は、掃海艇1隻と指揮・補給艦を地中海に派遣する計画を明らかにしました。これは、ホルムズ海峡での将来の作戦を迅速に開始できるようにするための前段階の動きだと説明されています。
議会承認を待たずに前進配置
ピストリウス国防相はドイツ紙とのインタビューで、ホルムズ海峡における軍事的な展開にはドイツ連邦議会(ブンデスターク)の承認が必要だとしつつも、時間を節約するため、その承認が下りる前に部隊の一部を地中海に移動させる決定をしたと述べました。
「(議会での)授権が承認された際に、それ以上の時間を失わないようにするため、事前に部隊の一部を地中海に移動させることに決めたのです」と語っています。
ドイツ海軍の高い能力を活用
ピストリウス国防相は、ドイツ海軍が機雷の探知と処理において高い能力を持っていると指摘。今回の計画的な派遣は、この能力を活用するものだと付け加えました。
また、ホルムズ海峡へのドイツ海軍の潜在的な派遣については、敵対行為が停止していることが条件になるとの見解を示しています。
欧州における責任と限界認識
「欧州で最大規模の軍隊の一つとして、私たちは責任を負わなければならない」とピストリウス国防相は述べ、同時に、自国の軍事能力を過度に拡大させてはならないことも認識していると語りました。これは、欧州の安全保障において主導的な役割を担いつつも、現実的な限界内で行動するという、現在のドイツの防衛政策のバランスを反映していると言えます。
地中海とホルムズ海峡は、世界のエネルギー供給と海上貿易の要衝です。このような海域における安全保障への関与は、欧州連合(EU)の主要国としてのドイツの地政学的関与の深さを示す動きとして注目されます。
Reference(s):
Germany to dispatch minehunter to Mediterranean, defense minister says
cgtn.com



