マリで大規模攻撃、国防相が死亡 国連は国際対応を呼びかけ
西アフリカ・マリで、近年最大規模とみられる協調攻撃が発生し、サディオ・カマラ国防相が死亡しました。衝突は複数の都市にまたがり、緊張が続いています。
広範囲に及ぶ協調攻撃
4月25日(土)、武装グループがマリ国内の複数の拠点をほぼ同時に攻撃しました。対象には首都バマコに近い軍事都市カティ、セバレ、ガオ、キダルなどが含まれています。地元当局によれば、少なくとも16人が負傷しました。
カティでの衝突が継続
26日(日)にも、カティでは銃声が聞こえていたと地元住民が証言しています。軍が制圧を宣言した後も戦闘が続いている可能性を示しています。特に北部のキダルでは、反政府勢力が「奪還した」と主張しており、状況は依然として不透明です。
国防相が自宅で襲撃され死亡
今回の攻撃の中で最も衝撃的なのは、サディオ・カマラ国防相の死亡です。カマラ氏は、アルカイダ系武装組織「ジャマー・ヌスラ・アルイスラム・ワルムスリミン(JNIM)」とされるグループによって、カティの軍事基地内にある自宅を襲撃され、命を落としました。
国連、国際社会に対応を要請
国連のアントニオ・グテーレス事務総長はこの暴力を強く非難し、声明を発表しました。声明では「サヘル地域における不安定な治安状況に対し、国際的な対応が求められる」と訴えています。広大なサヘル地域では、イスラム武装勢力の活動が活発化しており、地域全体の安定への懸念が高まっています。
今回の一連の攻撃は、マリ国内のみならず、隣国にも影響を及ぼす可能性のある重大な治安悪化の兆候です。国際社会がどのような対応を示すかが注目されます。
Reference(s):
Gunfire persists in Mali town as UN urges international response
cgtn.com



