四川省が商業宇宙の全産業チェーン構築を加速、2030年に向けた野心的な計画 video poster
中国・四川省が、打ち上げから製造、データサービスまでを一つの経済圏として結びつける「商業宇宙」の本格的な生態系構築を加速させています。宇宙技術が山間部の持続可能な開発支援に活用されるなど、宇宙ビジネスの可能性が地上の課題解決にも広がっています。
涼山州に新たな商業宇宙港構想
四川省は、宇宙産業を数百億元規模のクラスターに育て上げることを目指しています。その核となるのが、西昌衛星発射センターを擁する涼山イ族(彝)自治州で進む新たな商業宇宙港計画です。この計画は2030年までに、高頻度・低コスト・高安全性を備えた打ち上げを実現することを目標としています。
地上でのガバナンスへの応用も拡大
宇宙技術の活用は、打ち上げビジネスに留まりません。四川省では、宇宙技術を応用した新たなビッグデータプラットフォームが立ち上げられ、山間部における持続可能な開発を支援するツールとして活用が始まっています。これにより、宇宙技術が遠く離れた地上の課題解決に直接貢献する事例が生まれつつあります。
「宇宙経済」の未来像
四川省の動きは、宇宙産業を単独のセクターではなく、製造、輸送、データサービス、さらには地域開発までをも含む「フルチェーン」として捉える考え方を示しています。これは、宇宙ビジネスの新しいモデルとして、他の国や地域の産業政策にも一つの視点を提供するものと言えるでしょう。
Reference(s):
Sichuan Province accelerates full-chain commercial space development
cgtn.com



