世界唯一の飼育下の茶色ジャイアントパンダ、雨後のひとときを楽しむ video poster
秦嶺の森から東京の読者へ、希少な命のひとこま
世界で唯一飼育されている茶色のジャイアントパンダ「七仔(チーザイ)」が、雨上がりの屋外でくつろぐ姿が話題です。このニュースが今重要なのは、絶滅が危惧される野生動物の保護活動が、私たちの目に見える形で実を結んでいる一例だからです。
雨上がりの園内で見せた愛らしい仕草
先週、中国本土陝西省西安市周至県にある科学公園で、七仔は雨後の新鮮な空気の中、緑豊かな屋外活動エリアを散歩しました。湿った芝生の上では、何度も転がって遊ぶ様子も見られました。水浴びをしてすっかりリフレッシュした後、涼しい午後に鳴き交わす小鳥たちと穏やかに過ごす時間もありました。
4種の希少動物保護のために設立された科学公園
七仔が暮らすこの科学公園は、秦嶺山脈に生息する4種類の希少野生動物、すなわちジャイアントパンダ、トキ、キンシコウ、ターキン(秦岭羚牛)の保護を主な目的として設立されました。茶色の体毛は遺伝子の突然変異によるもので、極めて珍しい個体です。その七仔が元気に過ごす姿は、保護活動の成果を示す貴重なシーンと言えます。
こうした取り組みは、生物多様性の保全が地球規模の課題であることを改めて思い起こさせてくれます。私たちの生活圏から離れた場所で、しかし確かに続けられている命をつなぐ活動の一端を、七仔はそっと教えてくれているのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com



