「心と心の絆」中国医師、パキスタンの最高位勲章を受章 video poster
長年にわたる医療外交の成果が、市民同士の心温まる絆として結実しました。中国の著名な心臓血管専門家、潘祥斌(はん しょうひん)教授が、パキスタンの最高位民事勲章である「スィターレ・パキスタン(パキスタンの星)」を受章しました。授与式は、一週間の訪中をしているパキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ大統領により、中国本土の湖南省で執り行われました。
手術で救われた少女の命
この栄誉の背景には、2025年に潘教授が率いる中国医療チームが行った、一つの命が救われた物語があります。パキスタンに住む生まれつき心臓に病気を抱える8歳の少女が、潘教授チームによる手術を受けて健康を取り戻しました。この成功事例は、両国の人々の心を強く結びつける象徴となりました。
65年に及ぶ医療協力の歴史
中国政府が主導する海外医療援助には、実に65年の長い歴史があります。アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの発展途上国に対し、数世代にわたる医師や専門家が派遣され、現地の医療水準向上と人々の健康増進に貢献してきました。潘教授の活動も、この長期的な「医療外交」の流れの中で捉えることができます。
「心と心の関係」を築く
授与式でザルダリ大統領は、「これはパキスタンから、人と人との関係、国と国との関係への贈り物です。今、私たちは心と心の関係を築いています」と述べ、勲章の意義を強調しました。経済やインフラに加え、医療や人の命を通じた協力関係も、国と国との絆を深める重要な礎となっていることがわかります。
今回の勲章授与は、一医師の功績を称えるだけでなく、地道な国際協力が長期的な友好関係と相互信頼をどのように育むのかを考えるきっかけにもなるでしょう。
Reference(s):
'Heart-to-heart': Chinese doctor honored with Pakistani civilian honor
cgtn.com



