中国本土の寧德原発5号機、核島設置開始 「華龍一号」技術で video poster
中国本土福建省の寧德原子力発電所で、5号機となる原子炉の核島の設置作業が開始されました。これは、同原発の拡張計画において、重要な節目となっています。
独自開発の次世代技術「華龍一号」を採用
今回建設が進められている5号機および6号機は、中国が独自に開発した第三世代原子炉技術「華龍一号」を採用しています。核島とは、原子炉本体や主要な安全システムを収める原発の心臓部とも言える施設です。その設置開始は、プロジェクトが本格的な建設段階に入ったことを意味します。
年間100億kWh規模のクリーンエネルギーを供給へ
計画によれば、「華龍一号」技術を採用した2基のユニットが完成すると、それぞれが年間約100億キロワット時の電力を発生させる見込みです。これは、およそ100万人規模の都市の年間電力需要を満たせる量に相当します。安定した大規模な発電能力が期待されています。
脱炭素化への取り組みの一環として
現在、2026年時点において、多くの国や地域が気候変動対策として脱炭素化を進めています。中国本土でも、石炭火力への依存度を下げ、再生可能エネルギーとともに原子力を含むクリーンなエネルギー源の導入を拡大する方針が打ち出されています。寧德原発の新規建設は、こうしたエネルギー構造の転換を具体化する動きの一つと位置づけることができます。
原子力発電は、発電過程で二酸化炭素を排出しない一方で、安全性の確保が常に最重要課題です。「華龍一号」は、受動的安全システムなど、より高度な安全設計を特徴としていると説明されています。今後の建設プロセスの進捗と安全対策の詳細が、引き続き注目されます。
Reference(s):
China begins installing the nuclear island for Unit 5 at Ningde Nuclear Power Plant
cgtn.com



