趙心童、世界スヌーカー選手権準々決勝で8-8同点に粘る
スヌーカーの最高峰、世界選手権の準々決勝で、昨年の王者・趙心童(中国)がショーン・マーフィー(イングランド)と激闘を繰り広げています。2セッションを終えた29日(現地時間)、趙は一時リードを許すも粘り強く追い上げ、8-8の同点で試合を均衡させました。25フレーム先取の勝負は、今夜行われる最終セッションにすべてがかかっています。
序盤の優位と一転した流れ
試合は趙の快調なスタートで始まりました。最初の3フレームを比較的楽に奪い、勢いに乗ります。しかし、そこからマーフィーが反撃。驚異的な5フレーム連取で試合の主導権を握り、第1セッション終了時には5-3とリードを広げました。
揺れる第二セッション、趙の冷静な反撃
第2セッションは一進一退の攻防が続きました。マーフィーがリードを広げるチャンスを逃した隙に趙が9フレーム目を奪い、4-5と追い上げます。次のフレームでも趙がロングポットからビッグチャンスを作り出しますが、決勝手となる赤玉をミス。マーフィーが59点のクリアランスで応酬し、6-4と差を戻しました。
その後も互いにフレームを分け合い、マーフィーが8-6と優位を保ちます。しかし、セッション終盤、趙の集中力が再び高まります。15フレーム目、マーフィーが単純な赤玉をミスしたのをきっかけに、趙は見事な117点のブレークを決め、7-8とフレーム差を1つに縮めました。
セッション最終フレームは戦略的な安全策(セーフティプレイ)の応酬に。趙の巧妙なプレイがマーフィーに複数のファウルを誘い、趙が102-29でこのフレームを制し、見事に8-8の同点に持ち込みました。
今夜に全てが懸かる最終決戦
両選手は29日(水曜日)の夜、同一カードで最終セッションに臨みます。勝者は準決勝進出の切符を手にします。一発勝負の緊張感が高まる中、どちらが最終的に4強の座を勝ち取るのか、世界が注目しています。
Reference(s):
Zhao fights back to level quarter with Murphy at World Championship
cgtn.com



