米軍のポーランド派遣は「中止」ではなく「延期」か バンス副大統領が言及
アメリカの欧州における安全保障戦略に変化の兆しが見えています。ポーランドへの部隊派遣計画を巡り、JDバンス副大統領が現状について言及しました。
派遣計画は「延期」、目的地は再検討か
JDバンス副大統領は火曜日のホワイトハウスでの記者会見で、4,000人以上の米軍部隊をポーランドに派遣する計画について、これは「中止」ではなく「延期」であると述べました。
これまで一部の米メディアでは、この派遣計画が突然取り消されたと報じられていましたが、バンス氏はこれを否定。部隊の最終的な派遣先についてはまだ決定しておらず、「欧州の他の地域へ派遣される可能性もある」としています。
「アメリカの安全保障」を最大化させる視点
バンス氏は、今回の決定の背景にある考え方として、リソースの再配置を通じて「アメリカの安全保障を最大化させること」を挙げました。
あわせて、欧州の同盟国が自国の防衛負担をより多く担うべきだという主張を改めて強調しています。
- 欧州がより高い主権を持ち、自立して立つ必要がある
- これが今後の欧州における米国の基本方針となる
ドイツからの撤退と欧州戦略の転換
今回のポーランド派遣の延期に加え、国防総省は今後6か月から12か月の間に、ドイツから約5,000人の米軍を撤退させることを発表しています。
これらの動きを総合すると、米国が欧州への軍事的な関与のあり方を見直し、より戦略的なリソース配分へと舵を切っている様子が伺えます。同盟国に自立を促す姿勢を強める中で、欧州の安全保障体制がどのように再構築されていくのか、今後の動向が注目されます。
Reference(s):
Vance says planned US troop deployment to Poland delayed, not canceled
cgtn.com
