ワールドカップが英国経済に追い風?パブや会場が期待する「平日の特需」とは video poster
今夏、世界中の視線が集まるワールドカップが幕を開けます。イングランド代表の活躍に期待が高まる中、歓喜するのはファンだけではありません。英国全土のパブやバー、イベント会場にとって、この大会は切望されていた「経済的な追い風」となる可能性を秘めています。
サッカー熱がもたらす経済的な「特需」
英国において、ワールドカップのような大規模なスポーツイベントは、単なる娯楽以上の意味を持ちます。多くの飲食店やイベントスペースにとって、大会期間中の集客は利益を大きく押し上げる重要な機会です。
- パブやバーでの飲料・食事の売上増加
- 大型スクリーンを設置したイベント会場への集客
- コミュニティの活性化による地域経済への波及
「平日の夜」を塗り替えるチャンス
ロンドン近郊のクロイドンにある人気会場「Boxpark」のイベント・マーケティング責任者、デビッド・バーン氏は、今回の大会に大きな期待を寄せています。特に注目されるのが、試合が行われる「時間帯」です。
今回のワールドカップは、アメリカ、カナダ、日本の3カ国による共同開催であるため、時差の影響で試合開始時間が比較的遅くなります。これが、通常であれば客足が伸びにくい平日の夜に、多くの人々を外に連れ出す絶好の機会になると分析しています。
バーン氏はCGTNに対し、このような会場に数千人の人々が集まり、普段は静かな夜に消費が行われることは「巨大なブースト(後押し)」になると語っています。
決勝への道が経済効果を加速させる
イングランド代表が勝ち進めば進むほど、その経済的なメリットはさらに増大します。
- グループステージ: 3試合のうち2試合が平日の夜に組み込まれており、大きなチャンスとなる。
- 決勝トーナメント: 決勝まで進めばさらに5試合が追加され、特に日曜の夜など、ホスピタリティ産業にとって貴重な需要が生まれる。
スポーツへの情熱が、日常の消費パターンを一時的に変え、経済的な活気をもたらす。そんな光景が、この夏、英国の街角で見られることになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com