トランプ氏「イラン原油の掌握は時期尚早」発言、原油は約120ドルに接近
2026年3月9日、トランプ米大統領が「イランの原油を獲得(掌握)する」可能性を完全には否定せず、ただし「話すには早すぎる」と述べました。米国とイスラエルがイランに対する共同の軍事作戦を進める中での発言で、原油価格は供給混乱への警戒から1バレル約120ドル近くまで上昇しています。
何が起きたのか:NBCニュースでの発言
トランプ氏は9日(月)、NBCニュースに対し、イランの原油資源を「押さえる(seizing)」という考えが議論されてきたことは認めました。一方で、自身がそれを支持するかどうかは明言を避け、「確かに、人々はそれについて話してきた」「だが、それについて話すのは時期尚早だ」と述べました。
発言の背景:米国とイスラエルの共同軍事作戦
今回のコメントは、ワシントンがイスラエルとともにイランに対する共同の軍事作戦を進める状況下で出てきました。軍事面の緊張が高まる局面では、エネルギー供給の先行きが読みづらくなり、市場の神経質さが強まりやすくなります。
マーケットの反応:原油が約120ドルに接近
9日には、供給の混乱が長引くことへの懸念から、原油価格が1バレル約120ドル近くまで上昇しました。原油は輸送・電力・製造コストなど幅広い分野に波及しやすいため、価格上昇が続くかどうかは家計や企業心理にも影響し得ます。
いま注目されるポイント
- 政策の言葉の重み:実行の有無に関わらず、「資源の掌握」といった表現が市場や外交に与えるインパクト。
- 供給不安の持続性:軍事作戦が長期化するかどうかという見通しが、価格の振れを左右しやすい点。
- 追加発言の有無:トランプ氏が今後、支持・不支持を含めて踏み込むのか、それとも距離を置くのか。
今回のニュースは、軍事・外交の緊張が「エネルギー価格」という日常に近い指標へ即座に反映される典型例でもあります。短い発言でも、市場がどこに不確実性を見ているのかが浮き彫りになっています。
Reference(s):
cgtn.com








