中国本土、ガソリン・軽油の小売価格を引き下げ 国際油価変動受け
国際原油価格の変動を受けて、中国本土でガソリンと軽油(ディーゼル)の小売価格が引き下げられることになりました。国家発展改革委員会(NDRC)が4月23日に発表したもので、価格改定は翌24日(水曜日)から適用されます。
引き下げ幅と理由
NDRCによると、今回の価格調整は以下の通りです。
- ガソリン: 1トンあたり555元(約80.91米ドル)の引き下げ
- 軽油: 1トンあたり530元の引き下げ
この決定は、前回の国内価格調整(4月7日)以降の国際原油価格の大幅な変動を反映したものです。NDRCは説明の中で、4月20日に原油価格が大幅に反発したものの、今回の調整の基準となる過去10営業日の平均価格は、前回の価格設定期間の平均を下回っていたと述べています。
安定供給と市場監督の強化
価格改定に伴い、政府は主要な石油企業に対して安定供給を確保するよう指示を出しました。対象となるのは、中国石油天然気集団(CNPC)、中国石油化工集団(Sinopec)、中国海洋石油集団(CNOOC)といった国営企業や、その他の製油所です。
また、NDRCは各地域の関連政府部門に対し、市場監督と検査を強化するよう求めています。併せて、国の価格政策に違反する行為を厳しく取り締まり、市場秩序を守るための措置を講じるよう指示しました。
中国の燃料価格調整メカニズム
中国本土では現在、精製石油製品の価格は国際原油価格の変動に基づいて調整される仕組みが採用されています。定期的な見直しにより、国際市場の動きを国内価格にある程度反映させることが目的です。
今回のような価格引き下げは、物流コストや個人の自動車利用者にとって直接的な影響を与えるため、経済活動の様々な局面で注目される動きとなっています。
Reference(s):
cgtn.com




