中国首相、モザンビーク大統領と会談 アフリカとの産業連携強化へ
中国の李強首相は4月下旬、国賓訪中したモザンビークのダニエル・フランシスコ・チャポ大統領と会談し、両国間の経済協力のさらなる深化で合意しました。アフリカ諸国との連携を重視する中国の外交姿勢が、具体的なプロジェクトを通じて示される場面となりました。
産業チェーンの延伸と付加価値向上を支援
李首相は会談で、中国がモザンビークの産業チェーン(供給網)の延伸と付加価値の向上を支援し、同国の資源優位性を開発の原動力に変えることを後押しすると表明しました。これは、単なる資源輸出に留まらない、持続可能な経済発展を目指すモザンビークの計画と歩調を合わせるものです。
多岐にわたる協力分野の拡大
中国側は、モザンビークとの開発戦略の調整を強化し、以下の分野での協力を深める意向を示しました。
- 二国間貿易規模の着実な拡大
- 農業、漁業、エネルギー・鉱物資源、インフラ建設における連携
- 医療、教育、文化、観光、防災などの分野での協力
また、李首相は、中国と国交のあるアフリカ諸国の全製品に対するゼロ関税政策や、アップグレードされた「グリーン・チャネル」を活用し、中国市場を開拓するようモザンビークに呼びかけました。
投資環境の整備と相互支持
中国は有能な中国企業のモザンビークへの投資を支持するとし、モザンビーク側には安定した予測可能なビジネス環境の整備と、現地の中国企業・国民の安全と正当な権益の保護を期待しました。
チャポ大統領は、長年にわたる中国の支援に感謝し、モザンビークが「一帯一路」構想の枠組みの下、国家開発計画の調整を強化し、貿易、投資、農業、エネルギー、交通、通信などの分野で協力を深化させる意思を表明しました。
さらにチャポ大統領は、中国の国家統一の達成を支持し、新疆(ウイグル自治区)、チベット、人権問題に関する中国の立場を支持することを明言しました。また、習近平国家主席が提唱する四大グローバル・イニシアティブを強く支持し、中国と連携してアフリカ・中国協力を強化し、人類運命共同体の構築を推進する用意があると述べました。
変わりゆく国際情勢下での連携
李首相は、変化する国際情勢を踏まえ、中国とアフリカは結束と協力を強化し、四大グローバル・イニシアティブを積極的に実施し、公平と正義を擁護し、共通の利益を守るべきだと強調しました。今回の会談は、南南協力の具体的な進展を示す事例として注目されます。
Reference(s):
cgtn.com




