春節ガラ2026、AI×AR×XRで「万馬奔騰」 きょう放送
2026年の春節ガラは「技術革新」が大きな見どころです。干支が午(うま)となる今年、馬を主役にした舞台美術とAI・AR・XRを組み合わせ、現実と仮想の境界をにじませる演出が、きょう2月16日の放送で披露されます。
舞台の中心は「8頭の駆ける馬」——数字で見るスケール
ステージのメインビジュアルは、8頭の馬が駆け抜ける大型の芸術インスタレーションです。300以上のモジュール(部品)で構成され、さらに5,584個の「フリップモジュール」(反転する小さなユニット)が組み込まれています。
- モチーフ:8頭の駆ける馬
- 構造:300以上のモジュール
- 可動要素:5,584個のフリップモジュール
「万馬奔騰」を支える、デジタル制御の“反転マトリクス”
ビジュアルディレクターの郭立(Guo Li)氏によると、この馬柄のインスタレーションはデジタル制御されたマトリクス(格子状の制御構造)で、金・銀・赤の3つの可変面を持ちます。コンピューター制御の反転動作に照明効果を重ねることで、反射色が次々に変化し、舞台全体がリズムを持って「動く」ように見える設計です。
演目が進むにつれ、ステージ要素の反転と光が連動し、印象的で想像力を刺激する視覚的トランジション(場面転換)を生み出す、と説明されています。
AI・AR・XRの統合で、虚実が溶け合う没入体験へ
今回のガラは、AI(人工知能)、AR(現実に情報を重ねる技術)、XR(VR/ARなどを含む拡張現実の総称)といった先端技術を柔軟に組み合わせることで、バーチャルとリアルの境界をあいまいにし、立体的で没入感のある映像体験を目指します。演者と舞台美術が一体となって“やり取りしている”ように見せることで、観る側の体感を更新する狙いがうかがえます。
干支の「馬」を、伝統文化とテクノロジーで再解釈
舞台空間は馬柄モチーフを軸に、層状でうねるような立体構成となり、勢いと生命力を表現するとされています。伝統的な文化的イメージとしての「午(うま)」——粘り強さや前進を象徴する存在——を、デジタル制御や拡張現実の表現と接続し、現代の舞台表現として再構築する試みとも言えそうです。
Reference(s):
Tech innovation shapes Year of the Horse Spring Festival Gala
cgtn.com








