中国とカンボジア、初の「2+2」対話で六項目の合意に達する
中国とカンボジアが初の外交・国防相級「2+2」戦略対話を実施し、相互協力の深化に向けた六項目の共通認識に達しました。この動きは、両国関係の新たな段階を示すとともに、地域の安定と発展への取り組みとして注目されています。
「2+2」対話の成果と六項目の合意
今週、カンボジアの首都プノンペンで開催された初の「2+2」戦略対話。中国の王毅外相(中国共産党中央委員会政治局委員)は、対話後のブリーフィングで、両国が六項目の合意に達したことを明らかにしました。この対話は、多様な分野での二国間協力を強化することを目的としています。
核心的利益の相互支援を強化
合意の第一のポイントは、核心的利益の相互支援の強化です。中国は、カンボジアが一つの中国原則を堅持し、中国の統一努力を支持し、中国が提案するグローバルなイニシアチブを後押しすることを再確認したことを歓迎しました。
互恵的な経済協力の深化
第二に、互恵協力の深化が合意され、カンボジアの自主的発展能力の向上に重点が置かれます。優先分野には、「産業発展回廊」や「魚と米の回廊」の推進、そしてフナン・テチョ運河プロジェクトの前進が含まれています。
政治・安全保障での連携
第三に、政治・安全保障協力では、それぞれの政治体制の安全を守り、外部からの干渉や「カラー革命」に反対するため、調整を強化することで一致しました。
法執行協力の強化
第四に、法執行分野では、オンライン賭博や電気通信詐欺への対処に向けた協力を強化し、人々の生命と財産をよりよく保護し、二国間協力により安定した環境を創出することを誓約しました。
防衛協力の進展
第五に、防衛協力においては、軍事関係を深化させ、中国がカンボジアの国防能力の発展加速を支援し、その主権、安全、発展上の利益をよりよく守ることで合意しました。
国際・地域問題での協調
最後に、両国は国際・地域問題での協調を強化し、覇権主義と力の政治に反対し、自由貿易を支持し、国際連合の役割を堅持することにコミットしました。
地域の安定と発展への示唆
この一連の合意は、中国とカンボジアの戦略的パートナーシップが、従来の経済支援から、政治、安全保障、法執行までを含む多角的な協力へと進化していることを示しています。アジアにおいて、異なる発展段階にある国々が互いの核心的利益を尊重しつつ、実務的な協力を通じて関係を深化させる一例と言えるかもしれません。
対話が定着すれば、両国の協力は地域の平和と安定に寄与するだけでなく、インフラや産業発展といった具体的なプロジェクトを通じて、カンボジアの経済成長にもつながることが期待されます。今後の進展に注目が集まります。
Reference(s):
China, Cambodia reach six-point consensus after first '2+2' dialogue
cgtn.com




