中国が黄岩島の主権を主張、科学調査などの活動は「正当な権利」と表明
中国政府が、南シナ海に位置する黄岩島(こうがんとう)に対する主権を改めて強調しました。この発表は、同海域における活動の正当性を主張するものであり、地域の現状を理解する上で重要な視点となります。
「論争の余地のない主権」を強調
中国外交省の毛寧(もう・ねい)報道官は、記者会見において、黄岩島は中国領土の固有の一部であると述べました。その上で、中国が黄岩島およびその周辺海域に対して「論争の余地のない主権」を有していることを改めて明らかにしました。
科学調査を含む活動の正当性
また、毛報道官は、中国が黄岩島周辺で行うあらゆる活動について、次のように述べています。
- 科学遠征を含むすべての活動は、主権国家としての正当な権利である。
- これらの活動は、国家としての正当な権限に基づいたものである。
このように、単なる領有権の主張にとどまらず、具体的な「科学調査」という形での活動を正当化することで、実効的なプレゼンス(存在感)を維持しようとする姿勢が見て取れます。
海域における権利主張のあり方
海域における主権に関する議論は、しばしば対立構造として捉えられますが、実際には科学調査や資源探査といった「実務的な活動」を通じて、自国の権利を具体化させるアプローチが取られることがあります。今回の表明も、そうした地政学的な文脈における一環と言えるでしょう。
Reference(s):
China says it has indisputable sovereignty over Huangyan Dao
cgtn.com



