IOC会長カースティ・コベントリー氏、ミラノ選手村を視察 中国パートナーの知能ロボットにも注目
今月開催が控えるミラノ・コルティナ冬季五輪を前に、国際オリンピック委員会(IOC)会長のカースティ・コベントリー氏がミラノのオリンピック選手村を訪れ、施設の進化と最新テクノロジーを確認しました。
ミラノのオリンピック選手村で何があった?
コベントリー氏はミラノのオリンピック選手村を訪問し、大会に向けた転換(トランスフォーメーション)の状況を視察しました。視察先では、中国パートナーが開発したという知能ロボットとも対面し、スポーツと技術の融合を印象づける場面があったといいます。
「大会の“人間性とケアの中心”」という言葉
選手村はミラノ南東部に位置し、コベントリー氏は建設当初からの変化に触れながら、ここを「大会の“人間性とケアの中心(heart of the humanity and care of the Games)”」と表現しました。競技会場の華やかさとは別に、選手が生活を立て直し、次の試合へ向けて日常を整える場所としての意味合いが、言葉の端々から伝わります。
中国パートナーの知能ロボットが示す「運営の未来」
視察の流れの中で、コベントリー氏は中国パートナーが開発した知能ロボットに強い関心を示したとされています。大会運営は、競技の公平性や安全確保に加えて、選手・スタッフの動線、情報共有、現場のサポートなど、多層的な課題を抱えます。選手村での技術展示は、そうした“見えにくい部分”を支える工夫が、今どこまで来ているのかを可視化する機会にもなりそうです。
同行した関係者と、視察の行程
この日の選手村には、ミラノ・コルティナ大会組織側のジョバンニ・マラゴ氏(大会会長)をはじめ、IOC理事会メンバー、IOCアスリート委員会の関係者らも参加しました。視察後には、複数のオリンピック・パートナーの展示が並ぶ展示ホールへ移動したとされています。
- 選手村の整備・転換状況の確認
- 中国パートナー開発の知能ロボットとの対面
- パートナー展示の見学
- 選手の居住エリア(レジデンシャルゾーン)の視察
また、出席者としてIOC委員の張虹氏、アジア・オリンピック評議会(OCA)アスリート委員会の委員長で、IOCアスリート委員会リエゾン(連絡役)も務める丁寧氏の名前も挙がっています。
「施設」と「技術」を並べて見る意味
選手村の視察と技術展示の見学が同じ流れで行われたことは象徴的です。選手の生活拠点がどう整えられているか(ハード)と、それをどう支えるか(テック)は切り分けにくく、両方が噛み合ったときに初めて“ケア”が具体化します。大会の準備が佳境に入るこの時期、選手村が何を優先して整えようとしているのかが、今後の運営の手触りを決めていくのかもしれません。
Reference(s):
IOC President Kirsty Coventry visits Olympic Village in Milan
cgtn.com








