蘇翊鳴が銅メダル、中国の今大会初メダルに ミラノ・コルティナ冬季五輪
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのスノーボード男子ビッグエアで、蘇翊鳴(スー・イーミン)選手(21)が銅メダルを獲得し、中国勢として今大会初のメダルとなりました。現地時間2月7日(土)の決勝は、わずかなミスが順位を左右する緊張感の高い展開でした。
ビッグエアとは?「3本中ベスト2本」で競う空中戦
ビッグエアは、大きなジャンプ台から飛び出して回転やひねり(スピン)を組み合わせた技を披露し、完成度などを総合的に評価する種目です。決勝では3回滑走し、得点の高い2本の合計で順位が決まります。
蘇翊鳴、守る立場の重圧の中で立て直し
連覇を意識して臨んだ蘇選手は、1本目から1980度スピンを決めて88.25点。暫定2位につけ、好スタートを切りました。
しかし2本目は、スイッチ・バックサイド1980でわずかな乱れが出て手が雪面に触れ、73.75点に。順位は5位まで下がり、最終滑走にプレッシャーがかかる形になります。
それでも3本目、蘇選手は1本目と同系統の大技を繰り返し、80.25点。合計168.50点まで伸ばして3位に浮上し、銅メダルをつかみ取りました。
表彰台の上で語った「誇り」
ディフェンディングチャンピオンとして注目が集まる中での滑りを振り返り、蘇選手は次のように話しました。
「大きなプレッシャーに向き合いながら、それでも技を決められた自分を誇りに思います」
さらに、今大会の「初メダル」という意味合いにも触れ、達成感をにじませました。
「メダルの色がすべてそろいました。国の色を身にまとい、初メダルを獲得してここに立てたことが本当にうれしいです」
結果:金は木村キラ、銀は木俣竜馬
- 金メダル:木村キラ(日本) 179.50点
- 銀メダル:木俣竜馬(日本) 171.50点
- 銅メダル:蘇翊鳴(中国) 168.50点
「1本の完成度」が流れを変える競技のリアル
ビッグエアは、成功すれば一気に順位を上げられる一方、ほんの小さな接雪やバランスの乱れで得点が伸びにくい競技です。今回の決勝も、序盤の優位がそのまま確定しない展開の中で、蘇選手が最終滑走で持ち直して表彰台に届いた点が印象的でした。
Reference(s):
Su Yiming earns China's first medal at Milano Cortina Winter Olympics
cgtn.com








