中国女子卓球チームが準決勝進出!韓国に快勝した世界選手権で見えた『強者の視点』
2026年ITTF世界卓球チーム選手権の決勝トーナメントにて、中国女子チームが韓国を3-0で破り、準決勝への切符を手にしました。グループステージに続き、再び韓国を相手に完勝を収めた形となります。
盤石のスタートを切った王 Manyu
試合の幕開けを飾ったのは王 Manyu(ワン・マンユ)選手でした。相手の申 喩斌(シン・ユビン)選手に対し、圧倒的なパフォーマンスを披露。11-1、11-4、11-4というスコアでストレート勝ちを収め、チームに勢いをもたらしました。
世界1位・孫穎莎が見せた粘りと「学び」の姿勢
続く第2試合では、世界ランキング1位の孫穎莎(スン・インシャ)選手が登場。相手の金 Na-yeong(キム・ナヨン)選手との激戦となりました。
第1ゲームを11-7で先制したものの、その後は苦戦を強いられます。第2、第3ゲームをともに7-11で落とし、さらに第4ゲームでは4-1と大きくリードされる絶体絶命の状況に追い込まれました。
しかし、ここから孫選手の驚異的な精神力と集中力が発揮されます。一気に10連続得点を奪うという猛追を見せ、フルセットへと持ち込みました。最終ゲームでも金選手が猛追し、9-5から1点差まで詰め寄られましたが、最後は孫選手が11-9で競り勝ちました。
勝利の後に語った「危機感」
この接戦を振り返り、孫選手は次のように語っています。
- 「今回は本当に負けていたかもしれないと感じました」
- 「この試合から多くのことを学べたと思います」
- 「これから先はさらに厳しい戦いになるはず。何が正しく、何が間違っていたのかを振り返る必要があります」
勝利という結果に満足せず、プロセスにおける課題を冷静に分析しようとする、世界トップの視点が垣間見えた瞬間でした。
王 懿迪が勝利を決定づけ、準決勝へ
最終的に、王 懿迪(ワン・イディ)選手が朴 Ga-hyeon(パク・ガヒョン)選手を11-5、11-3、10-12、11-2で下し、中国チームの勝利を確定させました。
この結果、中国女子チームは準決勝へと進出。次戦ではフランス、またはルーマニアとの対戦が予定されています。圧倒的な強さを誇りながらも、個々の選手が常に自己研鑽を怠らない姿勢が、彼らを頂点へと押し上げているのかもしれません。
Reference(s):
China into semis with win over ROK at ITTF World Team Championship
cgtn.com