サンチェス首相、科学協力の重要性を強調 中国科学院大学で講演 video poster
スペインのペドロ・サンチェス首相が2026年4月14日(月)、中国科学院大学を訪問し、演説を行いました。その中で、地球規模の課題に立ち向かうには国際協力が不可欠であり、「協力は科学を弱めるのではなく、強めるものだ」と力説しました。
戦略的な協力関係の強調
サンチェス首相は講演で、中国と欧州(EU)の科学技術分野における協力の戦略的重要性を改めて強調しました。気候変動、公衆衛生、エネルギー転換など、国境を越えた課題が山積する現代において、一国だけで解決策を見出すことは困難です。首相は、知識の共有と共同研究が共通の利益のために不可欠であると訴えました。
西中関係の前進
首相は具体的な二国間関係にも言及し、「スペインと中国は共通の利益のために知識を前進させ、共に歩みを進め続ける」と述べました。両国間には、再生可能エネルギー、バイオテクノロジー、宇宙科学など、多くの協力の可能性が広がっています。今回の訪問と発言は、そのような実践的な協力関係の深化を後押しするものと見られています。
協調の時代における科学の役割
世界的に地政学的な緊張が指摘される中、サンチェス首相の発言は、科学技術の分野では「協調と競争」のバランスが重要であることを思い起こさせます。科学研究におけるオープンな国際協力は、新たな発見と技術革新の速度を速め、結果的に全ての関係国・地域に利益をもたらす可能性があります。首相のメッセージは、分断ではなく協働の道を選ぶことの意義を、科学という普遍的な言語を通じて伝えたものと言えるでしょう。
Reference(s):
Pedro Sanchez: Cooperation does not weaken science, it strengthens it
cgtn.com







