国連安保理の新・非常任理事国5カ国が始動、2026年最初の会合日に国旗掲揚
国連安全保障理事会(安保理)の非常任理事国として、バーレーン、コロンビア、コンゴ民主共和国、ラトビア、リベリアの5カ国が2026年1月2日、責任ある任務の本格的なスタートを切りました。任期は1月1日に正式開始していましたが、年末年始の休会明けで、この日が安保理にとって「2026年の最初の業務日」となりました。
国旗の掲揚で「2年間の責任」を可視化
国連本部では、5カ国の参加を記念する国旗の設置式典(フラッグ・インスタレーション)が行われました。式典を共同主催したカザフスタンの国連大使カイラット・ウマロフ氏は、新メンバーに祝意を伝えたうえで、任期を通じた「粘り強さ、目的の一致、成功」を願う言葉を述べました。
ウマロフ氏はまた、国旗の設置は「安保理での奉仕が、特権であると同時に責任である」ことを目に見える形で示すものだと説明し、国連加盟国全体を代表して重い任務に向き合う節目になると強調しました。
1月議長国ソマリア大使「皆さんの声が不可欠」
1月の安保理議長国を務めるソマリアの国連大使アブカル・ダヒル・オスマン氏も式典で5カ国を歓迎。「今後2年間、皆さんの声と努力が、私たちの平和と安全の追求を導くうえで不可欠になる」と述べ、実りある任期への期待を示しました。
オスマン氏は、安保理には平和への脅威に対応し、協力を促し、脆弱な立場にある人々を支えるという独自の役割があるとした上で、多国間主義(複数国が協調して課題にあたる考え方)と国連憲章の原則を尊重しながら取り組む重要性に触れました。
新たに始動した5カ国と、入れ替わった国々
2026年から非常任理事国として任務に就くのは、次の5カ国です。
- バーレーン
- コロンビア
- コンゴ民主共和国
- ラトビア
- リベリア
これに伴い、アルジェリア、ガイアナ、韓国、シエラレオネ、スロベニアの5カ国が任期を終えて交代しました。
安保理の仕組み:15カ国で構成、毎年5カ国が交代
安保理は15カ国で構成され、常任理事国5カ国(英国、中国、フランス、ロシア、米国)と、国連総会で選出される非常任理事国10カ国で運営されます。非常任理事国の任期は2年で、毎年5カ国が入れ替わる仕組みです。
年初の最初の業務日から国旗が並ぶ光景は、世界の安全保障課題が途切れなく続く中で、議論と合意形成の場を支える「顔ぶれ」が更新されたことを静かに告げる出来事となりました。
Reference(s):
5 countries begin terms as UN Security Council non-permanent members
cgtn.com



