米イラン協議、近く再開の可能性 トランプ氏がパキスタンでの会談に言及
緊張緩和への動きが再び注目される中、米大統領が近い将来の対話を示唆
米国とイランによる核協議が、近くパキスタンで再開される可能性が浮上しています。2026年4月14日(火曜日)、ドナルド・トランプ米大統領は、今後2日間のうちに協議が行われるかもしれないとの見通しを述べ、国際社会の関心を集めています。
トランプ氏による「今後2日間」の発言
トランプ大統領は14日、ニューヨーク・ポストの記者に対し、「何かが今後2日間のうちに起こる可能性があり、我々は(パキスタンに)行く傾向が強まっている」と語りました。その理由として、先週土曜日に米イラン協議に同席したパキスタンのアシム・ムニール陸軍参謀総長の働きを評価し、「野戦元帥が素晴らしい仕事をしているからだ」と付け加えています。
停滞する協議の核心:核活動の一時停止案
先週土曜日にパキスタンで行われた協議は停滞していましたが、ニューヨーク・タイムズ紙によれば、両者の提案内容が明らかになっています。
- 米国側の提案:イランの核活動を20年間停止することを求めています。ただし、ウラン濃縮を永久的に禁止するのではなく、一時停止とする妥協案で、イランが核燃料製造の権利を永久に放棄していないと主張できる余地を残すものとされます。
- イラン側の提案:自国の核プログラムを最大5年間停止する案を提示していると伝えられています。
協議を覆うその他の重要課題
核問題以外にも、以下の課題が協議の行く手に影を落としています。
- ホルムズ海峡における自由な航行の回復。
- イランによるハマスやヒズボラなどの「代理グループ」への支援を終結させること。
トランプ大統領は14日朝、イラン側から電話があったことにも触れ、「イランは非常に強く取引をしたがっている」と述べつつも、衝突を終わらせる合意への米国の熱意も示しました。そして、協議の「行き詰まりのポイントは核に関すること」であり、米国にとって優先事項はイランの濃縮ウランを回収することだと強調しました。
不透明な先行きと国際的な注視
「今後2日間」という具体的なタイムフレームが示されたことで、緊張緩和への動きが加速する可能性があります。しかし、核心的な課題は多く、簡単な合意には至らない見方もあります。中東情勢の大きな転換点となりうるこの協議は、国際社会から細やかな注目を集め続けるでしょう。
Reference(s):
New York Post: US-Iran talks 'could be happening over next two days'
cgtn.com








