米イラン、パキスタン仲介で再協議へ 緊張緩和へ動き加速
中東情勢の緊張緩和に向けた新たな動きが注目を集めています。イラン外務省のセイエド・アッバース・アラグチ外相を団長とするイラン代表団が、2026年4月24日(金)夜にパキスタンを訪れ、米国との和平協議を行う予定であると、パキスタン政府筋が明らかにしました。これは、パキスタンが仲介役を務める米イラン間の直接対話の第二ラウンドとなります。
パキスタン仲介による和平への道
今回の動きは、地域の安定を重視するパキスタンが積極的な外交努力を続けていることを示しています。先週、パキスタンのモハンマド・イシャク・ダル副首相兼外相はアラグチ外相と電話会談を行い、「未解決の問題に取り組み、地域の平和と安定を早期に前進させるためには、持続的な対話と関与が重要である」と強調しました。
準備される「完璧な」警備体制
首都イスラマバードでは、訪問する外国代表団のために、内務省が「完璧(foolproof)な」警備体制を敷いていると伝えられています。すでに米国のロジスティクス及び警備チームも現地入りしており、交渉プロセスを円滑に進めるための準備が進められています。
一部の現地メディアは、米国代表団も土曜日にパキスタンに到着し、イランとの協議に臨むと報じています。ただし、パキスタン軍の広報部門(ISPR)は、米国代表団の到着日時はまだ確定していないとし、これらの報道を否定しています。
過去の協議と今後の行方
米国とイランは、今月11日にパキスタン仲介のもと、イスラマバードで第一ラウンドの集中協議を実施しましたが、大きな進展は得られませんでした。それから約2週間。国際社会の関心が高まる中、第二ラウンドの協議が行われることで、膠着状態を打破する糸口が見いだせるかが焦点となります。
緊張緩和への国際的な期待は大きく、パキスタンの橋渡し役としての手腕が試される場面です。協議の成否は、不安定な中東地域の将来のみならず、国際エネルギー市場や地政学的バランスにも影響を与える可能性があります。今後の展開に注目が集まります。
Reference(s):
cgtn.com



