アル・アハリ、AFCチャンピオンズリーグエリート連覇達成
歴史的快挙、先週末の決勝戦で実現
先週末、サウジアラビア・ジッダで行われたAFCチャンピオンズリーグエリート決勝戦で、地元アル・アハリが、日本の町田ゼルビアを延長戦の末1-0で下し、見事にタイトル防衛に成功しました。10人での戦いを強いられながらも、最後まで粘り強さを見せた勝利となりました。
序盤から激しい攻防
決勝戦は開始早々、激しい攻防で幕を開けました。試合開始13分、アル・アハリのエンゾ・ミロからのパスを受けたガレーノが左からシュート。町田ゼルビアの守護神、谷晃生がこれを防ぎますが、すぐさま跳ね返ったボールへイヴァン・トーニーが詰め寄ります。しかし、岡村大八の決定的なブロックで、危険な場面は切り抜けられました。
アル・アハリは前半終了間際までプレッシャーをかけ続け、メリフ・デミラルがガレーノのパスから放ったシュートはクロスバーを直撃。惜しいところでゴールを奪えませんでした。
後半の退場劇と不屈の守り
後半22分、試合は大きく動きます。アル・アハリのアリ・ハウサウィが町田のテテ・イェンギとの接触で頭突き行為を行い、一発退場を言い渡されました。これでアル・アハリは10人での戦いを強いられることに。
数的優位を得た町田ゼルビアは攻勢を強めますが、アル・アハリの守護神エドゥアール・メンディがその前に立ちはだかりました。前原大のシュートをはじめ、相馬勇紀の決定機も見事にストップ。10人の守備陣は団結し、無失点で延長戦に持ち込みます。
延長戦での劇的な決勝点
その粘りが実ったのは、延長前半6分のことでした。右サイドからリヤド・マレズが正確なクロスを上げると、フェラス・アル=ブリカンがこれに合わせ、ゴール右隅に流し込みます。1-0。10人で戦うアル・アハリがついに先制点を奪いました。
その後もマレズが追加点のチャンスを作りますが、シュートはクロスバーを越えてしまい、試合は緊張感の続く展開に。終了間際、町田のラストチャンスでメンディがボールをこぼすアクシデントがありましたが、デミラルがゴール前の危機を一掃。これで試合終了のホイッスルが鳴りました。
歴史に刻まれた快挙
この勝利により、アル・アハリは2005年のアル・イテハド以来、実に21年ぶりとなるAFCチャンピオンズリーグ(およびその前身大会)での連覇を成し遂げたクラブとなりました。選手交代枠の拡大やフォーマット変更を経た、より競争の激しい現代の大会において、この偉業はその価値を一層高めるものです。
一方、初の決勝進出を果たした町田ゼルビアにとっては、あと一歩のところで優勝を逃した悔しい結果となりました。しかし、日本代表の谷晃生をはじめ、チームは最後まで諦めない姿勢を見せ、日本のクラブの成長と潜在能力を世界に示す一戦にもなりました。アジアの頂点をかけた熱戦は、2026年シーズンの幕開けを印象付けるものとなりそうです。
Reference(s):
Al Ahli retain AFC Champions League Elite trophy with extra-time win
cgtn.com



