米大統領、イラン軍事行動「終結」を議会に通知 60日間の期限切れで
トランプ米大統領が、イランへの軍事行動は「終結」したと議会に通知しました。戦闘開始から60日間の議会承認期限が切れたことを受けた動きです。この通知は、議会の承認を得ずに開始された軍事行動をめぐる論争に一区切りをつける意図があるとみられています。
トランプ大統領の議会への書簡
トランプ大統領は現地時間5月1日(金曜日)、議会指導部にあてた書簡で、「2026年4月7日以降、米国とイランの間で交戦は発生していない」と述べました。さらに、「2026年2月28日に始まった敵対行為は終結した」と明記しています。
戦時権限法と60日ルール
米国では、大統領が議会の承認なく軍隊を敵対行為に投入した場合、1973年の「戦時権限法」に基づき、原則として60日以内に議会の承認を得なければならないと規定されています。今回の書簡は、この60日間の期限が過ぎ、事実上、同法に基づく議会への報告義務が満たされたことを示すものです。
今後の動向と注目点
トランプ政権は、この書簡により、議会との間で続いていた軍事行動の法的正当性をめぐる議論を収束させたい考えと見られます。しかし、一部の議員からは、今回の一連の対応が議会の戦争遂行権限を侵すものであるとの懸念が根強く残っています。今後も、大統領権限と議会の権限のバランスをめぐる議論は続くと予想されます。
Reference(s):
Trump tells Congress Iran war 'terminated' as 60-day clock runs out
cgtn.com



