スヌーカー国際選手権:ディン・ジュンフイがエバンスを6-0圧倒
中国・南京で行われているワールドスヌーカー・インターナショナルチャンピオンシップで、中国のディン・ジュンフイ(Ding Junhui)がイングランドのリアン・エバンス(Reanne Evans)に6-0で快勝し、男女トップ選手が同じ舞台で戦う国際ニュースとして注目を集めています。
中国・南京で開催中のスヌーカー国際選手権
ワールドスヌーカー・インターナショナルチャンピオンシップは、中国の都市・南京で行われている国際大会です。世界のトッププロと女子の強豪が同じテーブルに立つ形式となっており、日本語で追いかけたい国際スポーツファンにとっても見どころの多いイベントです。
ディン・ジュンフイ、エバンスを6-0で圧倒
地元の声援を背にしたディン・ジュンフイは、女子スヌーカーを代表する存在の一人であるリアン・エバンスを相手に、まったく隙のない内容で6-0のストレート勝ちを収めました。
前半から主導権を握る
エバンスは2005年から2014年まで世界選手権10連覇を達成した実績を持ち、この日も特徴であるロングポット(遠い赤球へのシュート)を決めて意地を見せました。しかし、ディンが59点のブレークで第1フレームを先取します。
世界ランキング9位のディンは、その後も要所でミスを許さず第2フレーム、第3フレームを連取し、スコアを3-0とリード。試合の流れを完全に手中に収めました。
連続ブレークで一気に勝負を決める
女子ランキング3位のエバンスが比較的易しい赤球を外すと、37歳のディンがここでギアを一段上げます。69点のブレークで第4フレームも奪い、4-0と突き放しました。
第5フレームでも好調を維持したディンは、71点のブレークで5-0と王手。ランキングタイトル通算14勝を誇る実力者は、第6フレームでも一切手を緩めず、この試合唯一となる124点のセンチュリーブレーク(100点以上の連続得点)を達成し、6-0の完封勝利でベスト64進出を決めました。
ディンは次のラウンドで、イングランドのマーティン・オドネル(Martin O'Donnell)と対戦する予定です。
ロニー・オサリバンも女子世界1位を退ける
同じ日曜日には、女子世界ランキング1位のミンク・ヌチャルート(Mink Nutcharut)と、7度の世界王者ロニー・オサリバン(Ronnie O'Sullivan)の注目カードも行われました。
ヌチャルートが先制も、オサリバンが巻き返し
立ち上がりはオサリバンがややスロースタートとなり、ヌチャルートが84点のブレークで第1フレームを先取します。
しかしオサリバンは、第2フレームで124点の高得点をマークしてすぐさま取り返しました。48歳のベテランはその勢いのまま次の3フレームを連取し、スコアを4-1とリードを広げます。
粘るヌチャルート、最後は経験の差
追い込まれたヌチャルートも簡単には崩れません。2フレームを連取して4-3まで巻き返し、試合は再びわからない展開になります。
それでも最後に勝負強さを見せたのは、イングランド出身のオサリバンでした。第8フレームを制すると、132点のブレークで勝負を締めくくり、勝利を手にしました。オサリバンは次戦で、中国のHe Guoqiangと対戦する予定です。
男女トップ選手が同じ舞台に立つ意味
今回紹介した2試合はいずれも、女子の頂点に立つ選手たちが男子のトッププロと同じステージに立ったカードでした。結果だけを見ればディンとオサリバンの完勝にも映りますが、エバンスとヌチャルートはいずれも80点台以上のブレークを記録するなど、高い技術を示しています。
男女が同じルール、同じ条件で戦う姿は、スヌーカーという競技がより開かれたスポーツへと変化していることを感じさせます。アジアで開催されるこうした国際大会の模様を日本語で追いかけることで、スポーツの見方や、多様なプレーヤーが活躍する舞台への理解も少しずつ深まっていきそうです。
これからの注目カード
大会はまだ序盤戦ですが、今回勝ち上がった両選手の次戦にも注目が集まります。
- ディン・ジュンフイ対マーティン・オドネル:地元中国のスターが、どこまでブレークを量産できるか。
- ロニー・オサリバン対He Guoqiang:百点台ブレークを連発した勢いを保てるか。
男子と女子、それぞれのトップ選手たちが入り乱れるスヌーカー国際選手権の行方は、今後も国際ニュースとして追いかける価値がありそうです。
Reference(s):
Ding Junhui beats Evans at World Snooker International Championship
cgtn.com








