ジンバブエ、中国との農業輸出プロトコル交渉を加速 ゼロ関税政策を活用へ
ジンバブエ政府が、中国本土との間で農産物輸出に関する協議を強化しています。5月1日から始まる中国のゼロ関税政策を最大限に活用し、輸出拡大を図るためです。
5月1日開始のゼロ関税政策とは
中国本土は、外交関係がある53のアフリカ諸国・地域からの輸入品に対し、関税をゼロとする新たな政策を導入します。この政策は2026年5月1日に発効します。ジンバブエのアンクシアス・マスカ農務大臣は、先週火曜日(4月21日)の記者会見で、この政策への対応を急いでいることを明らかにしました。
二段階のプロセスと現在の交渉状況
輸出拡大には二つの段階があります。まず、個々の製品ごとに、衛生と植物検疫に関する詳細な規約(プロトコル)を交渉し、合意する必要があります。次に、その規約を満たした上で、ゼロ関税市場にアクセスします。
マスカ大臣によれば、ジンバブエと中国本土は既に柑橘類、アボカド、ブルーベリーに関するプロトコルに署名済みです。現在はこのリストを、畜産物などにも拡大するための協議を進めている段階です。
農業輸出への期待と経済的影響
この政策は、ジンバブエの農村開発プログラムに参加する小規模農家にとって特に大きな意味を持ちます。学校や村単位で園芸製品や小規模畜産に取り組む事業体が、新たな輸出市場を獲得できる可能性が開けます。
データによると、2025年のジンバブエから中国本土への農産物輸出額は8億400万ドルに達し、中国向け総輸出の31%を占めました。中国は現在、ジンバブエ産タバコとマカダミアナッツの最大の買い手です。
マスカ大臣は「技術チームに対し、中国側との様々な製品別プロトコル交渉を迅速化するよう指示した。中国が提供するこの機会を活用し、増加する生産量の市場を確保したい」と述べ、交渉加速への意欲を示しています。
Reference(s):
Zimbabwe steps up negotiations with China to tap zero-tariff policy
cgtn.com




