北京、海外旅行者の悩みを解消する「GO BEIJING」ワンストッププラットフォームを始動
北京を訪れる海外旅行者が直面する言語や決済の壁を、デジタルの力で取り払う新たな試みが始まりました。北京当局は2026年4月、海外からの旅行者向けの包括的なデジタルサービスプラットフォーム「GO BEIJING」(日本語では「エンター・北京」とも訳される)の提供を開始しました。このプラットフォームは、食事や宿泊、交通、観光、買い物、娯楽、行政手続きなど、旅行者の旅程全体をカバーする39の実用的なサービスをパッケージ化しています。
ワンクリックで利用可能な多言語対応サービス
「GO BEIJING」の最大の特徴は、その使いやすさにあります。ユーザーは簡単なワンクリック登録で、タクシーの手配、チケットの予約、ホテルの予約、eSIMカードの購入など、多様なサービスをすぐに利用できます。プラットフォームは16言語に対応しており、外国からのゲストは言語の障壁を感じることなく、すぐに使い始めることが可能です。
「旅行財布」で決済の手間を解消
注目すべきは、中国本土の銀行カードをリンクさせる必要がない国内初の「旅行財布」機能です。これは、海外からの送金をこの財布に直接受け取り、取引手数料ゼロで使用できる仕組みです。現在、40の国と地域のユーザーが利用可能です。また、買い物時の消費税還付手続きも大幅に簡素化され、指定の免税店ではスマートフォンを還付カードにかざすだけで、最短2分で還付金を受け取れる「その場で買って、その場で還付」体験が実現しました。
空港でのワンストップサービスや多言語ウェブポータルも強化
アプリだけでなく、オフラインでのサポート体制も充実しています。北京首都国際空港と大興国際機場の国際線到着ロビーにはサービス拠点が設けられ、通信、交通、金融、文化観光など20以上のサービスを一か所で提供しています。
また、北京市の国際向けウェブポータルも10言語(新たにイタリア語を追加)に対応し、外国人居住者が母国語で質問を残せる「12345 Online」サービスも強化されました。北京の交通情報アプリ「Jingtong(京通)」の英語版も、病院の予約や英語マップを含む30以上のサービスでアップデートされています。ユーザーはパスポートの写真をアップロードするだけで情報が自動認識され、スマートフォンの言語設定を英語にするだけで、アプリ全体のインターフェースがシームレスに切り替わります。
「歓迎の環境」構築に向けた継続的な取り組み
これらのオンラインとオフラインを連携させた一連のアップグレードは、北京市が世界的な訪問者のために、真に摩擦のない歓迎される環境を構築し続けていることを反映しています。海外からの旅行者にとって、現地での生活や移動がよりスムーズで快適なものになることが期待されます。
Reference(s):
Beijing launches 'GO BEIJING' one-stop platform for overseas travelers
cgtn.com



