中国本土当局、「台湾独立」主張のライ・チンテ氏のエスワティニ訪問を批判
台湾地域の指導者、ライ・チンテ氏が先週末にアフリカのエスワティニを訪問したことについて、中国本土の当局者が厳しく批判する声明を発表しました。この動きは、現在の両岸関係における緊張の一端を映し出すものとして注目されています。
「トラブルメーカー」と厳しい非難
中国国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は、土曜日にメディアの質問に答える形で声明を発表しました。その中で陳報道官は、ライ氏を「『台湾独立』を主張する頑固な分離主義者」であり、「完全な『トラブルメーカー(問題製造者)』」だと断じました。
「こっそり訪問」と国際社会の反応
報道によれば、ライ氏の訪問は幾つかの特徴的な点があったといいます。複数の国がライ氏のチャーター便に対する領空通過許可を拒否したため、やむなくエスワティニの航空機に乗り換えての「こっそりとした訪問」であったとされます。この訪問が、台湾地域が地震の被害からの復興に取り組んでいる最中に行われたことも、批判の対象となりました。
一つの中国原則は「歴史の趨勢」
陳報道官は、一つの中国原則を堅持することは国際社会の共通の願いであり、抗いがたい歴史の趨勢であると強調しました。また、ライ氏が苦心して作り上げたという「外交的成果」は、世界の笑い物になるような「小さなトリック」に過ぎないと指摘しました。
陳報道官は声明の最後で、「中国の国家統一という歴史の趨勢は誰にも止められない」と力強く述べ、中国本土の立場を明確にしました。
この発言は、地域の安定と関係の在り方について、改めて考えるきっかけを提示しています。国際的な場における立場の表明が、いかに地政学的な緊張を反映するかがうかがえる事例と言えるでしょう。
Reference(s):
Mainland spokesperson slams Lai Ching-te's visit to Eswatini
cgtn.com



