米中貿易協議、次はパリへ マドリード市民が望む「双方に実り」 video poster
2026年3月13日、中国商務部は、米国との新たな経済・貿易協議をフランス・パリで行う予定だと発表しました。世界経済への影響が大きい米中関係だけに、「今回は前進してほしい」という声が各地で広がっています。
パリで予定される新ラウンド、これまでの開催地は
今回のパリ協議は、これまでに重ねられてきた協議の流れを引き継ぐものです。発表によれば、過去5回の協議は次の都市で行われました。
- ジュネーブ
- ロンドン
- ストックホルム
- マドリード
- クアラルンプール
協議の舞台が欧州とアジアの主要都市をまたいできたことは、このテーマが二国間にとどまらず、広く市場の関心事であることも映します。
協議の「前提」とされる首脳間の合意
中国商務部の説明では、釜山での両国首脳間で到達したコンセンサスと、その後の電話協議でのやり取りが、今回の協議を進める土台になるとされています。パリでは、双方が関心を寄せる経済・貿易課題について協議(コンサルテーション)を行う見通しです。
マドリードの街の期待:「誰にとっても良い結果に」
中国メディアCGTNの取材では、マドリードの街頭で、スペインの人々に米中協議への期待を聞いています。
学生のダニエルさんは、交渉が「みんなにとって実りあるものになる」ことを望むと話しました。対立の勝ち負けではなく、生活や仕事に波及する現実的な成果を求める空気感がにじみます。
なぜ今、注目が集まるのか——“二国間”を超える影響
米中の経済・貿易協議は、関税や輸出入の条件といった直接的な論点だけでなく、企業の投資判断やサプライチェーン(供給網)の組み替え、物価や消費マインドにも間接的に響きます。だからこそ、遠く離れた欧州の街角でも「停滞より前進を」という期待が語られやすいテーマになっています。
パリでの協議が、具体的な合意に向かうのか、あるいは対話の継続を優先する局面なのか。今後の発表内容が、次の焦点になりそうです。
Reference(s):
We Talk: Spanish public hopes for breakthrough in China-US trade talks
cgtn.com








